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DeNA・筒香嘉智が提言 リーグ制覇へ〝変わらなきゃ〟「ノリの野球と勢いの野球…全く違うと思う」
DeNA・筒香嘉智は契約更改のあと、優勝のために選手に意識改革を求めた(撮影・高橋朋彦)DeNA・筒香嘉智外野手(33)が24日、横浜市の球団事務所で契約交渉し、現状維持の年俸3億円で更改した。今季は8月以降に調子を上げ、チーム最多の20本塁打を放った。来季が3年契約の最終年。1998年以来となる28年ぶりのリーグ優勝に向けて、「ノリの野球と勢いの野球は僕は全く違うと思う」と独特の言い回しで選手の意識改革を提言した。ハマの大砲がチームの意識改革を訴えた。契約更改の席上、日本復帰2年目を終えた筒香が語気を強めた。「優勝という強い思いを選手、スタッフが全員持たないといけない。その思いがない者はグラウンドに入る資格がない」筒香嘉智は現状維持の年俸3億円で契約更改(撮影・高橋朋彦)阪神に13ゲームの大差を付けられ2位。自身は8月以降に調子を上げチーム最多の20本塁打を放ち「自分の感覚を取り戻すことができた」と手応えを得たが、「優勝という目標を掲げながらできていないのが現状」と悔しさをにじませた。3年契約を終えるプロ13年目の来季。1998年以来28年ぶりとなるリーグ優勝へ、必要なものは何か。報道陣の問いかけに筒香は「ノリの野球と勢いの野球というのは僕は全く違うと思う」と独特の言い回しで答えた。17勝6敗1分けと大きく勝ち越した9月以降の戦いぶりを振り返り、「(終盤のような)勢いが出るには必ず理由がある。そのために必要なものはたくさんある」と指摘した。続いて会見した来季11年目の柴田も思うところがあるようで、筒香の発言の意図を察し「野球だけの厳しさだけでなく、野球以外の目に見えない部分が大切」と同調した。「テーピングを(球場の)風呂に置いたまま帰ったり、ごみの分別ができていなかったり緩さがあった」と具体例を出し、引き締めの必要性を唱えた。三浦前監督、相川新監督も「凡事徹底」と繰り返し言っている。ノリだけでは勝てない。成熟した常勝軍団へと脱皮を図る時期に来ている。筒香は「プレーしているのは選手だが、そこに携わってくださる表に出ていない方々がたくさんいる。なぜ優勝を狙わないといけないのか、なぜ優勝しないといけないのか。もう1度、選手は心の奥の部分で考えないといけない」と力を込めた。重く響いたその言葉が、チームの道筋を照らす。(阿部慎)契約更改へ