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阪神・湯浅京己 通算100ホールド達成で連覇に貢献 あと32「今シーズン中に頑張りたい」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
阪神の湯浅京己投手(26)が17日、沖縄県宜野座村で、小幡や茨木と行う自主トレを公開した。昨季途中に国指定の難病「胸椎黄色靱帯(じんたい)骨化症」から2年ぶりに復帰して40試合に登板。残り32となった通算100ホールドを一つの目標に設定した。
晴天の宜野座に充実感あふれる笑顔が輝いた。マウンドでの投球など約8時間、体を動かした右腕。さらなる飛躍を期すべく、「(100ホールドは)今シーズン中に頑張りたい。そういう数字は積み重ねたい。終わってみれば(到達している)という感じで」球団では過去に5人しか達成していない記録。今季中の到達にはシーズン通して勝ちパターンの一角を担うことが鍵になる。24年に胸椎黄色靱帯骨化症の手術を受けた右腕。昨季は1軍復帰を果たしたが「プレートが入っているような感じ」と説明したように、背中の可動域低下などの症状と戦いながらの登板だった。1年間安定したパフォーマンスで大台をクリアするため、やりを使用する「ジャベリックスロー」の本格導入も検討している。「オヨ(及川)と甲子園でやってみた時に良かった。背中、肩が固くならないように、ほぐせるという意味合いがある」ドジャース・山本由伸も取り入れているトレーニング。自主トレではキャッチボールの際に実施している。「(背中は)投げるのに大事な部分。去年以上に気を使ってやりたい」と語る右腕にとって、“やり”が強い味方となりそうだ。同じ病気を患い、先に手術を受けた三嶋一輝投手の引退がDeNAから同日に発表された。「手術前、後にかかわらず相談させていただいていた」と多くのアドバイスをもらってきた。「“この病気になって、完全復活した人はいない”と言われている。自分が頑張っていい成績を残して、それを払拭できれば、少しは恩返しになる」。仲間のためにもリリーフエースとしてフル回転した22年の輝きを取り戻す。 (松本 航亮)≪スケートボード草木ひなのも参加≫○…自主トレ仲間からも大きな刺激をもらっている。スケートボード女子パークで24年のパリ五輪に出場した草木ひなの(17=スターツ)も参加。室内での体幹トレーニングでは圧倒的なバランス力からヒントをもらうことが多く、相乗効果を感じている。草木は、「湯浅さんと一緒にロス五輪出場が目標」と語り、湯浅も「はい!」と笑顔で応じた。互いにレベルアップし、スポーツの祭典で再会する日を心待ちにした。