サンスポ
阪神・伊藤将司「最多勝を取れるようにやっていきたい」 2年連続4勝止まりからの復権に意欲
ポーズをとる(左から)阪神・百崎蒼生、坂本誠志郎、岩貞祐太、伊藤将司=福岡県内(撮影・渋井君夫)阪神・伊藤将司投手(29)が19日、福岡県内で岩貞祐太投手(34)、坂本誠志郎捕手(32)、百崎蒼生内野手(20)と行う自主トレを公開した。昨季まで2年連続で4勝にとどまっているが、今季の目標について「最多勝」と高らかに宣言。投球フォームを見直し、球質改善に手応えアリだ。自分にプレッシャーをかけた。もっとできる。2桁勝利を2回達成した伊藤将が昨季4勝からかつての輝きを取り戻す。「最多勝を取れるようにやっていきたい。プロでやっていたらタイトルは取ってみたいもの。しっかり目標を持って、達成できるようにしたい」この日はキャッチボールや内野ノック、シャトルランなどで約5時間、汗を流した。9日から始まった合同自主トレのテーマは「技術面」。そこに時間を割くために、昨年12月に岩貞から渡されたハードなメニューをこなして、福岡に入った。ブルペンでの投球練習も数多くこなした。着地した右足が右に流れ、左腕がついてこなかった悪癖を修正。「自分の感覚ではすごくハマっている感じがします。力感なく球が勝手にピッて行く感じがする」と新フォームに手応えを感じている。昨季は6月18日のロッテ戦(甲子園)から1完封を含む4試合連続勝利を挙げたが、白星はここまで。制球力が乱れ、8月15日の巨人戦(東京ドーム)から登板5試合で7被弾。入団から5年で37勝を積み上げた左腕は自らを見直し「最多勝を取るには多分15勝とかになると思う。そこを目指してやっていけたらいいなと思います」とイメージも具体化している。目標達成のためには先発ローテーション争いに勝つことが最低条件。村上、才木の右腕コンビ以外に左腕では高橋、大竹が有力となっており、春季キャンプからアピールし、昨季5勝の伊原、21歳の門別、昨季メジャー3勝左腕のルーカス(ブルージェイズ)らに競り勝つことが求められる。「キャンプに入ったら、投げられると思います。温度も違う。そこは焦らず、投げる状態はできている。気候に合わせながらやっていけたらいいなと思います」例年より早めの調整で戦いに備える。2年間ため込んだうっぷんを左腕に込め、白球を投じる。(渡辺洋次)