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広島・床田寛樹 ツーシーム頼み脱却 10年目のイメチェンでキャリアハイへ「勝てるだけ勝ちたい」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島・床田寛樹投手(30)が21日、マツダスタジアムに隣接する屋内練習場で自主トレを公開した。昨季はチーム最多の9勝を挙げた一方、終盤の4連敗もあって12敗。武器とするツーシームに頼った投球スタイルからの脱却をプロ10年目の一つのテーマに掲げ、23、24年にマークした11勝を超える活躍を誓った。
今年の床田は今までとは違う。そう思わせる投球スタイルの実現を目指し、“2大公約”を掲げた。その一つがツーシーム頼みからの脱却だ。「“どうせツーシームだろ”と打者は思っている。(昨季は)真っすぐ、ツーシーム、カットボールがそれぞれ30%くらいで、残りの10%が他の4球種だった。それをなくしたい。イメージを変えるのは難しいですけど、積み重ねだと思う」昨季は球種別の割合に偏りがみられた。スライダー、チェンジアップ、カーブ、パームの4球種は10%ほどだったと分析。今季は4球種の精度を高めることに力を注ぎ、なおかつ遊び心を持って、ツーシーム一辺倒にならないよう心がける。「遊び心も持って、選択肢をいっぱい増やせたらなと。序盤は(冷静に)できているが、勝負どころでできないことが多い。そういう時に“ちょっとカーブ投げてみよう”とか“スライダーをちょっと大きめに曲げたろかな”とか思いながら投げられたら一番いいのかなと思う」この日のキャッチボールでも緩いカーブを試投するなど、イメージを膨らませた。掲げるもう一つの公約は、2年ぶり2桁勝利からのキャリアハイ更新だ。23、24年にマークした11勝を超える活躍を目指す。「最低でも2桁は勝ちたい。勝てるだけ勝ちたい。あと、負け数を減らして貯金がいっぱいできるようにできたら」そのために、今オフは下半身中心のウエートトレーニングに注力し、肉体強化に励んできた。昨季は7月以降、2勝7敗で最終的に9勝12敗に終わった。例年、夏場から終盤にかけて失速する傾向を踏まえ、肉体強化に乗り出した。2月のキャンプから横一線での競争が待ち受ける。チーム初実戦となる2月10日の紅白戦に床田も登板する予定だ。「ずっと争ってきた立場なので、そこに戻っただけで特に(気持ちに)変わりはない。アピールできるように頑張っていきたい」と闘志を燃やした。(長谷川 凡記)