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ソフトバンク・今宮健太 NPB新記録の14年連続開幕遊撃狙う「負けないように勝負」野村に定位置譲らん - スポニチ Sponichi Annex 野球
ソフトバンクの今宮健太内野手(34)が22日、福岡県宮若市で行っている自主トレを公開。プロ野球史上初の遊撃での14年連続開幕スタメンを目指し、野村勇内野手(29)とのレギュラー争いを勝ち抜くと誓った。今季からチーム方針で内野の複数ポジションに挑戦するが、定位置を譲るつもりはない。昨季限りで現役を引退した盟友・森唯斗氏(34)のエールも胸に勝負していく。
冷え込む寒さの中で今宮が熱く遊撃のレギュラー獲りの思いを口にした。入団当時の思いをよみがえらせながら、世代交代の波にあらがっていく決意を口にした。「原点、初心に返ってスタートしたい。プロに入った時はレギュラーを目指し、この世界で一年でも長く生きてやるという気持ちだった。まずは開幕ですね。開幕ショートとして出られるように狙っていきたい」ふくらはぎや脇腹のケガが重なり、昨季は46試合の出場にとどまった。その間、野村が台頭。今季の遊撃の定位置はガチンコ勝負で奪い取らなければならない。これまではショート一本だったが、小久保監督から二塁や三塁の準備もしてほしいと伝えられた。プロ17年目の今季に向けて不安な思いが頭に浮かんだこともあった。そんな中、ソフトバンク、DeNAでプレーし、昨季限りで現役を引退した森唯斗氏のエールに勇気をもらったという。同学年の盟友で、この自主トレでは打撃投手をたびたび務めるなど手伝ってくれている。「いろいろと話す中で“健太には本当に一年でも長く頑張ってほしい”“おまえならやれる”と言ってくれた。いつかそういう時は来るけど、自分なりに思い切りやれるところまでやろうと芽生えさせてもらいました。士気が上がりましたね」開幕ショートを勝ち取れば14年連続でプロ野球史上初の快挙になる。13年連続は今宮の他に1953~65年の吉田義男(阪神)、96~2008年の石井琢朗(横浜)、04~16年の鳥谷敬(阪神)、09~21年の坂本勇人(巨人)が記録。歴代の名手を超えることになるが、そこがゴールではない。「(野村は)死に物狂いでショートを獲りにくると思う。僕もその気持ちに負けないように勝負していきたい」。攻守で健在を証明し、レギュラーの座をつかみ取る。パ・リーグの遊撃手としての最多出場記録数も更新し続けている背番号6。35歳シーズンも内野の要として君臨する。(木下 大一)≪海野目指すは不動の正捕手≫ソフトバンクの海野は不動の正捕手を目指す。昨季は自己最多105試合出場でFA移籍した甲斐の穴を埋め、リーグ優勝、日本一に貢献した。「去年あれだけ試合に出させてもらった。周りから見られる目は変わってくる。今年は自分がチームを引っ張っていくという気持ちでやりたい」。2年連続で今宮の自主トレに参加し、昨季0本塁打だった長打力アップをテーマにバットを振り込んでいる。「自分がしっかり出てリーグ3連覇の一員になれるようにやっていきたい」と力強く話した。