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ソフトバンク・松本裕樹 侍ジャパンで「吸収したい」WBC初招集“思い”語った - スポニチ Sponichi Annex 野球
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に選出されたソフトバンクの松本裕樹投手(29)は25日、みずほペイペイドームで自主トレを行った。今月23日までの栃木自主トレでは例年よりも早いブルペン入り。侍ジャパンでは普段と違うチームメートから「吸収したい」と成長につなげたい考え。岩手・盛岡大付時代は「大谷2世」と呼ばれ、公式戦で本塁打も浴びた“本家”からの“学び”にも期待だ。
今月16日の侍ジャパンメンバー発表の際、栃木県で自主トレを行っており、コメント対応だった松本裕が、生声で初招集となったWBCへの思いを語った。静かな口調だが、心の中は熱々だった。「秋(韓国との強化試合)とは違う、緊張感はありますけど、それ以上にまたいろんな人と、違うチームの人たちと一緒のチームでやれるというところでまた成長できる機会になると思う。吸収してやっていきたい」ついに“あの人”と同じユニホームを着る。メンバー入りが発表されている2学年上のドジャース・大谷とは1年の春季東北大会準々決勝(盛岡大付―花巻東)で対戦。二刀流スーパースターからバックスクリーンへ一発を浴びた。「びっくりしたけど、大きな財産になった」とその後、最速150キロ&高校通算54本塁打と“大谷2世”と呼ばれるほど成長する糧となった。本番で大谷が二刀流に踏み切るかは不透明。ただ、投手・大谷との交流は同じ、スライダーを得意とする右腕という共通項もあり、化学変化は起きそうだ。オリオールズからFAになった菅野もまた、スライダーの使い手。昨季51試合5勝2敗、防御率1・07で最優秀中継ぎ投手のタイトルも手にした日本を代表するセットアッパーは世界の舞台で「成長」のヒントをつかみたいと思い描いている。今月10日から23日までは栃木県内で自主トレを行い、通常より早くブルペン入りを一度、行っている。調整は一任されたS組だが、チームとともに宮崎へ入って独自に練習を重ねていく。「ある程度投げる準備はできているので、しっかり体を動かして、段階を上げていければいい」とすべてが順調に進む。侍ジャパンでの起用法は決まっていないが、投げたいところは決まっているはずだ。「いいところで投げられるようにしっかり準備はしていきたい」。昨秋の日本シリーズ第5戦では勝ち越した延長11回に登板し、胴上げ投手となった。チームと同じ背番号66は、世界を相手とした舞台でも当然、勝利の方程式入りを狙っていく。 (福浦 健太郎)