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日本ハム・加藤貴 新球「金子カット」でローテ死守する! - スポニチ Sponichi Annex 野球
日本ハムの加藤貴之投手(33)が“金子カット”で先発返り咲きを狙う。沖縄・名護での先乗り自主トレ2日目の25日、ブルペンで投球練習を実施。変化球を交えて36球を投げ込んだ左腕は、今年に懸ける決意を語った。
「昨年は結果を残せなかったのが全て。結果を残せば使い続けてもらえる。良い状態を維持しながら結果を求めて、もう一度、(先発ローテの)1枠を確立させたい」2年連続の2桁勝利を目指した昨季は9勝でストップ。8月以降は防御率も下降し、ポストシーズンは中継ぎに配置転換となった。オフは社会人時代を過ごした日本製鉄かずさマジックでの自主トレで2度ブルペン入り。例年は「ショートピッチング程度だった」と振り返るように、早めの仕上がりが今季への覚悟を物語る。その中で新球習得にも励んできた。昨秋のキャンプで金子千尋投手コーディネーターから、より変化量の小さいカットボールを教わった。最近ではベテラン左腕・宮西が、金子コーチの教えで復活を遂げた“秘伝の魔球”だ。「やっぱり、僕は(変化量が)大きいカットボールしかなかった」。直球の軌道でわずかに変化し、打者の芯を外す新球で再起を狙う。今オフには同学年で、2年連続最多勝に輝いた有原がソフトバンクから加入。開幕ローテーションは伊藤、北山、達、有原とすでに4人が内定しており、23年に開幕投手を務めた加藤貴でも「ソフトバンクのエースが来るということはチームにとっても良いことだが、そういう人に勝っていかないといけない。しっかりと食らいついていけるように」と危機感を募らせる。再び先発として地位を築くべく、背番号14は泥くさく腕を振っていく。(清藤 駿太)