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ソフトバンク・山川穂高 「自分自身が驚くような数字を出したい」逆襲へ4番完走&キャリアハイ宣言 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ソフトバンクの山川穂高内野手(34)が26日、福岡市内で行っている自主トレを公開した。昨季不振に苦しんだ主砲は巻き返しを力強く宣言。開幕から4番に座り続け、プロ入り時の夢だった5度目の本塁打王のタイトル獲得を誓った。9キロの減量にも成功するなど、これまでの調整は順調。不動の4番でキャリアハイの成績を残し、チームをリーグ3連覇へ導く。
“4番の美学”を持ち、数多くのアーチを描いてきた。13年目のシーズンに臨む山川が不動の4番としてチームをけん引する決意を語った。「そこは絶対ですね。4番でホームラン王じゃないと。年間を通して全部4番で出たい。当然、去年みたいな成績だったら外される。バッティングコーチが打順で悩まないですむような年にしたい」昨季は130試合出場で打率・226、23本塁打、62打点。移籍後初の4番降格や初の2軍再調整と苦しいシーズンとなった。それでも日本シリーズで3戦連発アーチを放ち手応えをつかんだ。その感覚を研ぎ澄ましていくために昨年11月上旬から福岡市内の球場で打ち込んできた。この日も精力的に打撃練習を行い、「みんなを驚かせるような、何より自分自身が驚くような数字を出したい」と誓った。今季、本塁打王に輝けばプロ入り時に夢として思い描いた5度目の戴冠となる。「キャリアハイを超えないと驚くということにはならない。打率で言えば2割8分1厘、ホームランは47本が最高なので、それ以上は打ちたい。打点も120、130っていうところは目指してやっていきたい」と過去の自分を超える成績を目指していく。今オフは減量にも取り組み、成果が出ている。昨年の日本シリーズ終了後の体重114キロから105キロまで落とした。これも4番で完走し、圧倒的な成績を残すためだ。昨季はアキレス腱の痛みから下半身の張りにつながり、ケアに時間を要してルーティンにしてきた試合後の打ち込みができなかった。「いつもだったら練習で“明日こうしようかな”とできていたのが、部屋で映像とにらめっこになり頭でっかちになっていた。今はそれができる体に仕上がっている」体重を落としても飛距離に変化がないことも確認済みで、自分への期待は大きい。文句なしの成績を残してリーグ3連覇の立役者となる。(木下 大一)○…山川は昨年までプロ12年で2度の“4番完走”を果たしている。最初が西武時代の18年で、初めての本塁打王のタイトルも獲得。2度目はソフトバンク移籍1年目の24年で本塁打、打点の2冠に輝いた。