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ヤクルトD1位・松下歩叶、応援歌できた! 新人では異例1年目での作成に「期待に応えられるように」
新人合同自主トレ最終日に守備練習を行う松下。無事に完走した(撮影・高橋朋彦)ヤクルトは28日、埼玉・戸田球場で新人合同自主トレーニングを打ち上げ、全8選手が故障なしで完走した。ドラフト1位・松下歩叶(あゆと)内野手(22)=法大=は、異例となる1年目での個人応援歌作成に「すごく光栄。その期待に応えられるように」と感謝。開幕スタメンを目指し、2月1日に始まる春季キャンプでのアピールを誓った。体を動かす松下(左端)、増居(左から2人目)。けがなく新人合同自主トレを終えた(撮影・高橋朋彦)気温6度まで冷え込んだ寒空の下、ルーキーたちは最後まで元気に走り切った。約3週間に及んだ新人合同自主トレも打ち上げ。松下は充実感に満ちた表情で汗をぬぐった。「けがなく完走できたのが一番の収穫だと思います。その中でプロの環境に少しでも慣れることができたので、いい期間になりました」新人全8選手がけがなく完走。直近2年はともにドラフト1位の西舘(専大)、中村優(愛知工大)が途中離脱していたこともあり、例年に比べ準備と体のケアが重視された。松下が「けがだけはないようにと。無事に終わってよかった」と話せば、たびたび視察に訪れた青木宣親ゼネラルマネジャー(44)も「メニューを含め、いろんなことをみんなで話し合って決めた。滑り出しとしてはいい方向に行っている」とうなずいた。〝見られる〟環境への適応期間となった。松下が大学時代までとの大きな違いとして挙げたのが、ファンの数だ。キャッチボール、ノック、フリー打撃と観客席から常に視線とカメラを向けられる。「最初は見られているという感じでしたけど、後半は力になってきた」とプロ野球選手としての自覚も芽生えてきた。黄金ルーキーへの期待値は高い。私設応援団「全国ツバメ軍団」が27日、松下の個人応援歌を発表。名前の「歩叶」を意識した「力強く歩む」から始まる歌詞で、1年目に応援歌が作成されるのは異例だ。松下は母・弥生さん(50)からの連絡で知り「すごく光栄ですし、うれしい。まさかこんな早いタイミングで作っていただけるとは」と感激。幼少期は阪神などで活躍した鳥谷敬氏(44)のファンで、応援歌を覚えて球場などで口ずさんでいたという松下。「期待に応えられるように頑張りたい」と声援を力に変える。春季キャンプは1軍スタート。東京六大学リーグ通算14本塁打、大学日本代表の主将を務めた右打ちの強打者は三塁、二塁のレギュラーとして期待がかかる。「しっかりアピールしないといけない。まずは先輩方から少しでも多く吸収して、自分に還元できたら」と競争を勝ち抜く覚悟だ。(原田優介)ドラフト指名選手育成選手