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ソフトバンク・徐若熙 最速158キロ右腕「時代つくる」台湾出身投手最多シーズン15勝の郭泰源超え宣言 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ソフトバンクの徐若熙(シュー・ルオシー)投手(25)が29日、福岡市内のホテルで入団会見を行った。日米複数球団の争奪戦の末、3年推定15億円の大型契約でホークスに加わった。最速158キロを誇る台湾の剛腕だ。新天地では“レジェンド超え”を目指す。郭泰源(西武)が1991年に挙げた台湾出身投手最多の15勝を更新し、メジャーの舞台で戦う夢にも挑戦していくことを誓った。
歴史を塗り替えさらなる夢にもチャレンジしていく。徐若熙がNPBでは西武・郭泰源が91年にマークした台湾出身投手最多の15勝を超えるべく大きな目標を掲げた。「毎シーズン10勝(以上)を挙げたいと思っています。最初は挑戦の気持ちでいきたいですが(15勝も)超えられたらと思います。先輩たちも凄い時代をつくったので、僕も負けずに自分の時代をつくります」会見で何度も繰り返し口にしたのが「挑戦」の2文字だった。「その気持ちが一番大事だと思っています」。将来的にはメジャーの舞台で勝負する夢も抱いている。「3年後にメジャーリーグに挑戦している姿を見せたいと思います。1年ずつステップを踏んでレベルを上げていきたいと思います」と力強く語った。19年ドラフトで台湾・味全に入団。23年に台湾シリーズのMVPに輝いた。158キロの直球が武器の本格派右腕で高い制球力を誇る。文句なしの成績を残して再び海を渡ることを目指し、右肩上がりの進化をしていくつもりだ。城島CBOも「今がピークだとは思っていません。3年契約ですが、我々の最先端の技術、指導法で、3年後には世界を代表する投手になっていることを期待してます」と評価した。3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の台湾代表にも内定済み。予選で同組となる侍ジャパンにとっても要注目の存在となることは間違いない。まずはホークスのキャンプでベールを脱ぐ。「まだ僕の名前はあまり覚えられてないと思うので覚えさせるように頑張ります。キャンプの時には柳田悠岐選手と対戦したい。一番格好いいバッターだと思うので」。まずは紅白戦などでのギータとの対戦を希望しフレッシュな笑みを浮かべた。託された背番号は郭泰源と同じ18。才能あふれる右腕が1年目からリーグ3連覇を目指す小久保ホークスの原動力となる。 (木下 大一)≪徐若煕に聞く≫――今の気持ちは?「凄く楽しみです。成長できる環境だと思いますし、ステップアップして成長したいと思います」――今年はWBCも控えている。「いつもより早めにコンディショニングも上がっていて、いつでも試合で自分のパフォーマンスを見せる準備は整いました」――憧れの投手は?「ドジャースの山本由伸投手です」――趣味はありますか?「エビ釣りが趣味です。その場でバーベキューみたいに焼いて食べます。台湾では結構通ってました」――ファンの人には何と呼ばれたい?「ルオシーと呼んでくれたらうれしいです」◇徐 若熙(シュー・ルオシー)2000年11月1日生まれ、台湾・桃園市出身の25歳。平鎮高から19年のドラフト1巡目で台湾・味全に入団。23年には台湾シリーズでMVPを獲得した。昨季は19試合に登板し、5勝7敗、防御率2.05。1メートル80、76キロ。右投げ右打ち。