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MLB屈指の救援投手デビッド・ロバートソンが現役引退 ヤンキースなどで通算881試合登板 - スポニチ Sponichi Annex 野球
ヤンキースなどで救援投手として活躍したデビッド・ロバートソン投手(40)が30日(日本時間31日)、自身のインスタグラムで現役を引退することを報告した。
ロバートソンは「スパイクを脱ぎ、長年愛してきた野球から引退する時が来た」とつづり、「野球のおかげで夢にも思わなかったものを与えてくれた。ワールドシリーズ優勝、オールスターゲームでの投球、アメリカ代表としてのワールド・ベースボール・クラシックでの金メダル、そしてオリンピックでの銀メダルの獲得」と思い出を記した。その上で「素晴らしいチームメートと共にプレーし、優秀なコーチ陣から学び、まるで家族のように迎え入れてくれた球団の一員となるという光栄にあずかりました。トレーナー、クラブハウススタッフ、フロントオフィス、舞台裏で支えてくれたすべての方々に感謝します。そして応援してくれたファンの皆さん、ありがとうございました。皆さんの情熱が毎日私を動かしてくれました」と感謝の思いをつづった。さらに「何よりも、妻と子どもたちへ感謝します。愛情、犠牲、忍耐、そして献身がこのキャリアを可能にしてくれました」と家族への愛を記し「別れを告げるのは簡単ではありませんが、すべての機会、挑戦、そして思い出に深い感謝の念をもって別れます。この旅を特別なものにしてくれた野球とすべての人々に、永遠に感謝しています」と結んだ。ロバートソンは2006年のMLBドラフト17巡目(全体524位)でヤンキースから指名され、2008年にメジャーデビュー。翌09年から6年連続40試合以上に登板するなど、ヤ軍の救援投手として活躍。09年にはワールドシリーズ制覇に貢献し、14年にはリベラに代わり守護神を務め39セーブを記録した。その後、ホワイトソックス、フィリーズなどMLB通算17年間で8球団を渡り歩き、通算881試合で68勝46敗、179セーブ、206ホールド、防御率2・93の成績を残した。国際大会でも2017年に米国代表としてWBCで世界一に輝き、21年の東京五輪も銀メダル獲得に貢献した。また、大リーグ公式サイト「MLB.com」によると、ロバートソンはグラウンド外でも活躍。2011年に故郷のアラバマ州がハリケーンによる甚大な被害を受けたことをきっかけに財団を設立。家屋の再建に必要な資金を集めるなど、これまでに17州で約2万軒の住宅の建設と家具の調達を支援したという。同サイトは「リリーフ投手という言葉は、ロバートソンにぴったり当てはまる。マウンド上でも、かつて誰かの家だった瓦礫の山の中でも、彼はその惨状を片付けるために出陣した。決して楽な仕事ではなかったが、彼は必ず仕事をやり遂げた」と敬意を持って記した。