日刊スポーツ
【阪神】さぁ球春到来や!佐藤輝明「僕のことも考えてくれている」球団への恩義持ち爽やか大トリ更改
すがすがしく、爽やかに、さぁ球春到来だ! 12球団でただ1人、契約未更改だった阪神佐藤輝明内野手(26)が31日、契約更改したことを明かした。昨季の推定年俸1億5000万円から出来高払いを含め総額5億円規模でサイン。前日30日に兵庫・西宮市内の球団事務所で単年契約を結んだ。この日は春季キャンプに向けて空路沖縄入りし、チーム宿舎で会見。ポスティングシステムを利用してのメジャー挑戦については今後も球団と話し合いを続ける。(金額は推定)◇ ◇ ◇佐藤は笑顔だった。1月31日。NPB12球団でただ1人未更改だった男が球団スーツに身を包み、会見で口を開いた。「11月から3カ月間、僕と代理人と球団の方で本当にじっくり時間をかけて話し合いをさせてもらいました」。主にポスティングシステムを利用してのメジャー移籍、今季年俸について球団側と協議を重ねてきた。出した結論は「タイガースの一員として頑張っていきたい」。もう、迷いはない。前日30日、兵庫・西宮市内の球団事務所で単年契約を結んだ。推定年俸は4億5000万円プラス出来高払い5000万円。総額5億円規模で、昨季の年俸1億5000万円から大幅増となった。沖縄県のチーム宿舎で契約更改会見という異例の形だったが「自費キャンプ」は回避。球団側と互いに納得のいく結果かどうかを問われると「そうですね、はい」。スッキリした表情だった。越年更改が珍しくなった近年のプロ野球界。キャンプイン前日まで会見が行われないなか、周囲の声が気にならなかったと言えばウソになる。「事実じゃないことも(記事に)書かれたり、いろいろありましたけど、今日を迎えられてよかったなと。それだけです」。メジャー移籍についても、夢を捨てた訳ではない。「近いうちに行きたいなっていう。そういう風に思っています。これからも時間をかけて話し合っていきたい」。今オフ以降のポスティング移籍について、引き続き球団と話し合いを重ねていく。佐藤は藤川監督らチーム一行とともにこの日、空路沖縄入りした。球春到来となる2月1日に向けて気分は晴れやかだ。「本当に年俸面でもすごく評価をしていただいた。しっかり僕のことも考えてくれているなっていう、そういう話し合いもできたのでサインしました。本当にタイガースのために頑張ろうかなと思ってます」。昨季は本塁打と打点でリーグ2冠、シーズンMVPまで獲得した虎の主砲。侍ジャパンにも選出され、来る3月のWBCも目前だ。「もっといいプレーをしたいと思っています。頑張ります」。プロ野球の季節がいよいよ始まる。【只松憲】▼佐藤が3億円増の年俸4億5000万円でサインし、これで阪神の年俸2億円以上は10人目。同一球団で2億円以上が10人は、17年巨人の9人(坂本、山口鉄、陽岱鋼、阿部、山口俊、菅野、長野、村田、内海)を上回る最多人数だ。ちなみに、今季年俸2億円以上の選手は全体で45人。球団別では阪神10人、巨人6人、ソフトバンク6人、DeNA5人、日本ハム4人、オリックス3人、西武3人、中日2人、広島2人、楽天2人、ヤクルト1人、ロッテ1人となっている。【セ・リーグ】春季キャンプメンバー振り分け一覧/まとめ