スポニチ
ソフトバンク・周東佑京 「目の前のことに集中」WBC&パ・リーグW制覇へ 侍も鷹も引っ張る - スポニチ Sponichi Annex 野球
プロ野球はきょう1日に宮崎と沖縄両県で12球団が一斉にキャンプインする。2年連続日本一を目指すソフトバンクは31日に宮崎入り。宮崎市内で昨季5年ぶりの日本一を祝うパレードも行われ、球春到来のムードが一気に高まった。選手会長としてリーグ2連覇に貢献した周東佑京外野手(29)は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)、パ・リーグの両制覇を見据えつつ、進化を目指すキャンプを迎える。
パレードでファンから昨季の日本一を祝福されると、さらに気持ちが引き締まった。A組では野手最年長として迎えるキャンプ。周東は3月に世界一連覇を目指すWBCが控えているが、まずはチームのキャンプに全神経を注いでいく。「チームにいる間はチームのことをやり、代表に行ったら切り替えていくように分けていこうと思っています。S組でキャンプに行くわけではないので。目の前のことに集中していきたい」昨春キャンプは左膝手術明けでだった。2月中旬まで調整が一任されるS組に割り振られていたが、今回はA組で立場が違う。今季から結んだ5年総額推定20億円の大型契約は大きな期待を寄せられている証。「1年目の今年が凄い大事だと思っている」と強い気持ちで臨む。目指しているのはWBC、パ・リーグ両制覇。前回23年のWBCでは日本代表の世界一奪回に貢献したが、ソフトバンクはレギュラーシーズン3位と悔しい思いをした。2026年はきょう1日のキャンプインから世界一を経て、本拠地移転後初の3連覇、2年連続の日本一まで突っ走るつもりだ。主力として優勝に貢献するため、さらなる進化を目指す。昨季まで3年連続盗塁王に輝いた代名詞の俊足だけでなく、打撃や守備の面でも飛躍的な成長を遂げてきた。24年から2年連続で外野部門のベストナインとゴールデングラブ賞を獲得。球界を代表する選手に成長したが、背番号23には現状維持の選択肢はない。「つまらない選手にはなりたくない。毎年毎年、同じことをやって同じ数字の目標を立てていても野球選手として成長しない。そんな自分では面白くない」自身初となるシーズン全試合出場の意欲も強く、体力強化にも余念がない。昨シーズン終了時点で72~73キロだった体重を一時78キロまで増やした。「体重があって動けることに越したことない。実験している感覚です。動きが悪くなれば、簡単に減らせるタイプなので」。世界一から日本一へ。“シン・周東”へのさらなる進化を目指すキャンプがいよいよスタートする。 (木下 大一)