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広島ドラ1平川蓮が大器の片りんを示した!! 新井監督「柔らかさもあるし強さもある」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
プロ野球は1日、12球団が一斉にキャンプインした。広島の宮崎・日南1次キャンプでは、ドラフト1位・平川蓮外野手(21=仙台大)がフリー打撃で大器の片りんを示した。柵越えこそ1本で本人は「今日はあまり良くなかった」と不完全燃焼の面持ちだったが、新井貴浩監督(49)は「柔らかさもあるし強さもある」と剛柔兼備の逸材として、ポテンシャルを高評価した。
平川が、キャンプ初日から潜在能力の高さを示した。フリー打撃の60スイング目。左腕の打撃投手から放った滞空時間の長い飛球が右翼フェンスを越えると、スタンドから拍手が湧き起こった。「(投手から見て一塁寄りの)一番左(のゲージ)からだったので、あれを(同三塁寄りの)一番右(のゲージ)から飛ばせるようにしたい」だが1本の柵越えでは満足できなかった。両打ちのため、フリー打撃では左右それぞれの打席に立って、計75スイングで21本の安打性の打球を放った。両打席から外野フェンスを直撃する当たりも放った。それでも感触については「今日はあまり良くなかった。明日から修正していきたい」と反省の言葉を連ねた。理想として、右打席ではパワフルなフルスイング、左打席ではシャープにフルスイングすることを心がけているという平川。「今日は力んでしまって、両打席とも、ただのフルスイングになってしまった」と振り返った。それでも、フリー打撃前に新井良太打撃コーチから打球方向を意識して左右に打ち分ける練習の重要性を説かれると、左右打席で器用に中堅から逆方向に打球を飛ばすことを心がけ、対応力も示した。打撃練習を見守った新井監督も、その能力を高く評価した。「フリー打撃を見ても、実戦でも対応力がありそう。柔らかさもあるし、強さもある」適応力も示した。守備練習では外野の一角を争う秋山に対し、積極的に助言を仰いだ。外野同士の連係に加え、走塁面でも「頭の高さを変えず、真っすぐ走るということを教わった」と感謝した。「走攻守において全ての面でレベルアップしたいので、いろんな人に話を聞いて、一つでも自分のものにしたい。1日目から充実していて、結構、疲労もあるので、体のケアはしっかりしたい」今キャンプには、大学時代から愛用する電動のマッサージガンとストレッチポールを持参。「ケガをしないようにするのも大事」。“相棒”の力を借りながら、約1カ月のキャンプ生活を乗り切る。 (長谷川 凡記)◇平川 蓮(ひらかわ・れん)2004年(平16)3月31日生まれ、札幌市出身の21歳。札幌国際情報高では投手で仙台大進学後に野手転向。俊足強打のスイッチヒッターとして25年秋の仙台六大学リーグでは最多本塁打、最多打点、最多盗塁の3冠。同年7月の日米大学野球選手権では全試合にスタメン出場し、全勝優勝に貢献した。1メートル87、93キロ。右投げ両打ち。