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ソフトバンク 栗原陵矢「見ていて楽しいキャンプに」S組不在も盛り上げる - スポニチ Sponichi Annex 野球
プロ野球の12球団は1日、宮崎、沖縄の両県で一斉にキャンプインした。宮崎市ではソフトバンクがリーグ3連覇、2年連続日本一へ始動。今季から選手会長を務める栗原陵矢内野手(29)は特打を行うなど、初日から精力的に動いた。ただ、柳田、近藤らスター選手が2月中旬まで調整を一任されるS組のために不在で、観客1万300人は例年の日曜日より少ない数字に。新選手会長はS組がいなくても魅力あるキャンプにすると“誓い”を立てた。
栗原は初日から特打を行うなど、精力的に動いた。だが、どこか物足りない。新選手会長は中堅、若手を引っ張り、キャンプをもっと盛り上げたいと言葉に思いを込めた。「チームとして活気ある練習を常にしていきたい。S組がいない状況で、自分たちがファンの方々に楽しんでもらえるような、魅せられるような練習をしていかないといけない。派手さはなくても元気を出したり、明日から一生懸命やっていきたい」野手陣では柳田、山川、近藤、中村晃、今宮、嶺井、牧原大がキャンプ中盤まで独自の調整が認められているS組で、そのほとんどが第1クールは不在となる。その影響か、この日の観客数は1万300人。同じ宮崎市でキャンプする巨人は1万4000人で、初日の観客数としては6年ぶりに下回った。ベテラン組がいなくても周東、柳町ら魅力あふれる若手はそろっている。栗原は持ち前の明るさで活気あるキャンプにしていくつもりだ。「栗と一緒に先頭に立ってやっていきたい」と話す前選手会長・周東の存在も頼もしい。川瀬らとはノック中などに「もっと元気出してやらんとね」と話したという。「S組がいないからと思われたくないですし、もっともっとできると思います。見ていて楽しいというキャンプにしたい。今いる若い選手たちでいい練習をして、チーム力を上げていけたら。声かけしながらやれればと思います」昨年11月にヘルニア手術を受けた腰は順調にリハビリ過程を終えて万全な状態だ。初日から精力的にバットを振り、「今は(キャンプ)初めなので数多く振ること、強く振ることを常に意識してます。なかなか中盤は疲れも出てくるし、できるうちにと思ってやりました」と話した。昨季は故障が重なり80試合の出場にとどまった。自ら「レギュラーではない」と口にし、復活を期す12年目のシーズン。リーグ3連覇、2年連続の日本一へ、グラウンド内外で存在感を示してチームを引っ張る。 (木下 大一)