サンスポ
阪神・藤川球児監督、糸井嘉男臨時コーチの「邪魔をしない」感性注入指導に期待 佐藤輝明も「ポンといわれる一言が良くなるきっかけに」と感謝
ナインにあいさつする糸井嘉男臨時コーチ。今年も宜野座に参上だ=バイトするならエントリー宜野座スタジアム(撮影・松永渉平)阪神春季キャンプ(3日、沖縄・宜野座)超人感性、注入! 阪神・藤川球児監督(45)が、2年連続で春季キャンプに臨時コーチに招いた糸井嘉男スペシャルアンバサダー(SA、44)に感謝した。打撃では「感性」がモノを言うと確信する指揮官。類いまれな感性の持ち主である超人ならば、佐藤輝明内野手(26)だけでなく小幡竜平内野手(25)も変身させられる!秘密兵器を携えて、糸井臨時コーチが宜野座に見参する。虎に注入した感性。青空の下で開講した〝超人塾〟を藤川監督は頼もしく見つめた。「打撃はやっぱり感性ですからね。感性、打性。形を動かしていないですから、糸井の場合は。それが助かるし、(選手の)邪魔をしないんですよ」糸井SAに2年連続の春季キャンプ臨時コーチを託した。昨年はクリケットバットに通常より重い〝超人ボール〟を持参。今年はグリップより上部に鮮やかなピンク色の液体が入った「水バット」で佐藤らに熱血指導を行った。スイングすれば先の方に向かって水が移動する代物だ。「きょう使っている器具であればバットの後ろのたわみとかに特化して。感覚が大事になる」指揮官が注目したのは糸井臨時コーチの感性や感覚。超人は「バットのエネルギーをボールに伝える使い方に役立つ」と説明した。打撃フォームなど、決して選手の形に注文をつけることはしない。昨年持ってきた道具も、打感やスイングの感触を養うものばかりだ。糸井嘉男臨時コーチが持参した「水バット」を手にする阪神・佐藤輝明。今年も感性を注入だ=バイトするならエントリー宜野座スタジアム(撮影・中井誠)実際に水バットを使用した小幡は「バットを少し遅らせて出すという感覚がつかみやすかった」と振り返った。まな弟子の佐藤は「ポンといわれる一言が良くなるきっかけになったりすることもある。ありがたい」と感謝した。形ではなく、感覚に目を向ける。赤星氏も含め、臨時コーチがチームにもたらした感性に藤川監督は期待する。「ギリギリのところでその映像が浮かんできたりしますのでね。ベースを少し踏む角度とか。その瞬間的にパッと思い浮かぶので、それがすごく大きいんですよ。期待してます。ギリギリの場面で出ると思います」超人の感性が、土俵際で虎戦士を救う。指揮官にはそんな未来が見えている。(原田遼太郎)春季キャンプガイドへ