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オリックス・山岡泰輔 金子千流“魔球”「真っチェ」習得 新スタイルでローテ入り狙う - スポニチ Sponichi Annex 野球
今キャンプ初めてブルペン入りしたオリックス・山岡の口から、聞き慣れない言葉が飛び出した。「真(ま)っチェ!」。先発再転向へ、オフから取り組んできた新球種を初めて披露した。
「直球の握りで、人さし指と中指じゃなくて、中指と薬指で投げる遅い真っすぐみたいな感じ」当初習得を目指したフォークを、「感覚が悪かった」と断念。たどり着いたのが、合同自主トレを行ったソフトバンク・大津が操る特殊球だった。その源流は、オリックスで沢村賞を獲得するなど現役通算130勝を誇る金子千尋(現日本ハム投手コーディネーター)のチェンジアップ。オリックスで同僚だった頃も習得を目指した。当時は感覚が合わなかった“魔球”が、「年数を重ねて。当時合わなかったことが今になって合うようになった」と好感触をつかんだ。ブルペンでは45球のうち「真っチェ」は10球投じた。宝刀・スライダーはわずか1球。「(スライダーは)10年間助けてもらっている球。チェンジアップピッチャーと思ってもらえれば、スライダーがもうちょっと生きる」。新たなスタイルで先発ローテーション入りを狙う30歳右腕の投球を、岸田監督も「球もキレていましたし、凄くよかった」と評価していた。(阪井 日向)