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広島 ターノック 初ブルペンで39球 試運転も新井監督高評価「真っすぐに力、威圧感もある」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島の新外国人、フレディ・ターノック投手(27=マーリンズ3A)が3日、宮崎日南キャンプで初めてブルペン入りした。変化球を交えて39球の試運転を開始。投球を見守った新井貴浩監督(49)は「威圧感がある」と高評価した。先発候補として期待される右腕は、日本のボールへの適応に努めながら、調整の強度も徐々に上げていく構えだ。
ターノックの初ブルペンに首脳陣たちも熱視線を送っていた。新井監督をはじめ、黒田博樹球団アドバイザー、菊地原投手チーフコーチ、石井投手コーチが見守る中、1メートル93の長身から力強い球を投げ込んだ。「85~90%の強度で、ストライクを投げることを考えていた。しばらくブルペンにも入っていなかったので、自分のバランスを考えながら、けがのないように投げた」今春キャンプ初のブルペンで直球の最速は144キロを計測した。変化球もスライダーを除き、カーブ、チェンジアップ、シンカーなどを試投。米国と日本のボールの違いから、武器とするチェンジアップを時折、たたきつける場面が見られた。それでも、カーブ、シンカーの精度については「非常に良かったと思いますし、自分の思うような球を投げられた」とうなずいた。投球練習を見守った首脳陣たちは口をそろえて評価した。新井監督は「真っすぐも力があるし、打者に対しての圧力、威圧感もある」と打者目線の印象を語り、石井投手コーチも「強い直球があって球を動かせる。カーブもスピンが利いていたし、これからまだまだ精度も上がってくると思う」と期待した。大雪の影響で、当初の予定よりも2日ほど遅れて1月28日に来日した。それでもコンディション面の不安はない。キャンプイン後は走り込みを入念に行っていた。「状態は戻っている感じがする」。同じ米国出身で、来日3年目のハーンと行動をともにし、チームになじむべく、投手陣と積極的にコミュニケーションを図る。練習では「米国ではなかなか動けない投手も多くいるが、日本人投手は本当に動きも俊敏」と感じるといい、自身もフィールディング練習を抜かりなく取り組むなど、勤勉な一面ものぞかせる。「今日(のブルペンで)はスライダーを投げなかったので、次のブルペンではスライダーを投げようと思う。これから徐々に体も慣らしていき、コンディションをどんどん上げていきたい」最速157キロの直球を武器に、日本のボールに慣れて変化球も操ることができれば、まさに“鬼に金棒”。新助っ人の本領発揮が楽しみだ。 (長谷川 凡記)▼広島・石原(ブルペンでターノックの投球を受けて)そこまで力も入れていないと思うが、いい球筋だった。もう少しボールに慣れてくれば、精度も高くなってくるのかなと思う。◇フレディ・ターノック 1998年11月24日生まれ、米フロリダ州出身の27歳。17年ドラフト3巡目でブレーブス入団。22年8月17日のメッツ戦でメジャーデビュー。アスレチックス(23年~)、フィリーズ(24年6月~)を経て、25年はマーリンズに所属。1メートル93、84キロ。右投げ右打ち。