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阪神 糸井SAが夢オーダー!佐藤輝明に侍ジャパン2番期待 1番・大谷と昨季2人で95発の最強コンビ - スポニチ Sponichi Annex 野球
沖縄県宜野座村で春季キャンプ中の阪神・佐藤輝明内野手(26)が4日、臨時コーチを務める糸井嘉男スペシャルアンバサダー(SA、44)から3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での“2番指令”を受けた。糸井SAは「独断オーダー」と前置きした上で、1番・大谷翔平投手(31=ドジャース)の後を打つことを望んだ。実現すれば、2人合わせて昨季95本塁打の最強1、2番コンビ誕生となる。虎の主砲も「そうなればいいな」と意欲を見せた。
糸井SAのプランには夢が詰まっていた。3月に迫ったWBC。近大とタイガースの後輩でもある佐藤輝の打順を聞かれ、「僕の独断で、1番大谷、2番佐藤ちゃいますか」と迷いなく言った。3年連続でMLBのMVPに輝いた日本の至宝は昨季、55本塁打を放った。虎の主砲は40本のアーチを描いた。それぞれ戦った土俵が異なるとはいえ、2人合わせれば95本塁打。破壊力抜群の1、2番コンビが誕生する。好投手が次々出てくる国際大会は連打が望みにくく、一振りでの得点が理想。13年の第3回大会に出た糸井氏は、それを知った上で意図を説明した。「やっぱり、いいバッターがドドンと来た方が。それで2点ですよ。2点。彼らで」メディアを通じて「2番指令」を聞いた佐藤輝は「いや、まあ、そうなればいいなとは思いますけど」と控えめに意欲を口にした。阪神では22年に6試合の出場経験があるが、無冠だった当時と、2冠王の実績がある今とでは実力が異なる。長打が求められていることも自覚し「できるだけそうなるように(本塁打を)しっかり準備したいなと思います」と語った。虎党にすれば夢オーダーながら、実現には強力なライバルを押しのける必要がある。内野なら村上(ホワイトソックス)、岡本(ブルージェイズ)、外野なら鈴木(カブス)、吉田(レッドソックス)、近藤(ソフトバンク)らよりも、打でアピールする必要がある。簡単ではないからこそ「何番でもいい。出られたらいい」と本音ものぞかせた。ポジションを奪うべく、調整が続く。この日は41スイングで7本の柵越え。強振しすぎずに飛ばす新打法の成果が着実に出ている。「今はそんな、めっちゃホームランを狙ってる感じではないので。しっかり捉えていいスイングをすれば、ホームランも狙えるかなっていう感じ」守備は三塁だけでなく右翼でもノックを受け、この日は中堅まで足を延ばした。「ま、遊びっすね。どうなるか分からないので」。入念に準備して侍ジャパン・井端監督の心をつかむ。 (倉世古 洋平)≪プロ2年目に6試合経験≫○…佐藤輝はプロ2年目の22年に先発2番を経験している。同年は開幕戦から不動の4番を務めていたが、チームが1勝14敗1分けと低迷。得点力不足を打破するため打線が大幅に組み替えられ、4月14日の中日戦で初めて起用された。20日のDeNA戦まで6試合連続で2番に座り、通算打率・350と好成績を残している。