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阪神・佐藤輝明、09年イチローの〝世紀の一打〟再現 激白!WBC連覇へ「打つしかない」
宜野座で順調に調整を続ける佐藤。名だたる好投手を打ち砕く3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を戦う野球日本代表「侍ジャパン」に初選出された阪神・佐藤輝明内野手(26)が5日、直前合宿(14-24日、宮崎)を前に心境を語った。日本が連覇を達成した2009年の第2回大会、韓国との決勝でイチローが放った2点打に魅了されたことを激白。WBCでは本塁打を放ち、日本列島に感動を呼ぶことを宣言した。2009年のWBC決勝。イチローは林昌勇から勝ち越しの2点打を放ち、雄たけびを上げた威信をかけた戦いで、テレビの向こうの寡黙な天才がシャウトしていた。ロサンゼルスでの〝世紀の一打〟を佐藤は忘れない。日の丸を背負い、世界の舞台に立つ。夢を与える側として、イチローの後継者になる。「小さな頃から見ていた舞台。すごく憧れがあって、いつか出られたら、という思いはあった。(選出されたのは)本当にうれしかったですし、頑張りたいなっていう思いは生まれました。本当に打つしかないんじゃないですか。打ちたい。その思いだけです」昨季は40本塁打&102打点の2冠。リーグ優勝に貢献し、セ・リーグMVPに輝いた。世界一を目指すドリームチームの一員に名を連ね、14日から宮崎で始まる事前合宿へ準備を進めている。日本は2023年の第5回大会からのWBC連覇を目指す。佐藤にとっては野球少年だった09年がこれまでのハイライト。韓国との決勝で、打撃不振に陥っていたイチローが延長十回に放った中前への勝ち越し打が、脳裏に焼きついている。「2回目、優勝したときのイチローさんのタイムリーとかね。子供ながらに、格好いいなと思いながら見ていました」当時、佐藤は小学4年生。「もう、マネとかしていましたよ」。〝イチ撃〟の翌日にはバットを握り、イチローになりきる。米大リーグのシーズンが始まれば朝、テレビで観戦してから学校に向かうという日々だった。野球の一番の醍醐味は本塁打と強調する。幼いころからアーチへのこだわりを抱き続けてきた。「やっぱりホームランというものに面白みを感じてずっとやっていた。今もそれは変わっていない。周りも喜んでくれる。(WBCでも)打てたらいいなと思います」