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ソフトバンク 松本裕樹「凄く興味があります」WBCで大谷翔平と共闘を心待ち - スポニチ Sponichi Annex 野球
ソフトバンクの松本裕樹投手(29)が日本代表として初出場する3月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向けて宮崎キャンプで順調に準備を進めている。昨季のパ・リーグ最優秀中継ぎ投手が心待ちにしているのが、高校時代にも対戦したことがあるドジャースの大谷翔平投手(31)との共闘だ。世界一連覇に挑戦する戦いの中で何かを学び取り、さらなるステップアップを目指す。
今や球界を代表するセットアッパーとなった松本裕が、世界の舞台に向けて思いを口にした。「国を代表する選手が集まるレベルの高い場。選ばれるようなところまで来たからには、自分の力がどこまで通用するのかやってみたい。自分の真っすぐ、変化球を見て相手がどう反応するのかという楽しみもあります」昨季は51試合に登板し、5勝2敗、防御率1・07、39ホールドと活躍し、自身初のタイトルとなる最優秀中継ぎ投手に輝いた。キャンプは2月中旬まで調整が一任されているS組だが、初日から宮崎入りし3日にキャンプ初のブルペン入り。WBC公式球で30球を投げ込んだ。確かな自信を胸に世界の強打者に勝負を挑む。目標だった選手と初めて同じユニホームを着る。同じ岩手の高校に通い、2学年上にあたるドジャース・大谷だ。盛岡大付時代は同じ右投げ左打ちの二刀流として注目され“大谷2世”と呼ばれた。1年春に東北大会の準々決勝で花巻東と対戦。大谷にバックスクリーンへの一発を浴びて衝撃を受けた。「シンプルに打たれたことがない打たれ方をしたので印象に残ってます。そういった凄い方がいることを目標に、高校の時に意識高くやることができた要因だと思います」。成長の糧になったという。プロ入り後、大谷の日本ハム在籍時にあいさつし「“知ってるよ”と言ってもらいました」と当時のことを振り返る。「周りからでは見られない部分を見られるので楽しみではあります。(大谷は)メジャーの人たちも見習うぐらいと聞いているので。実際に目の前で見て、どういう取り組みをしているのか。凄く興味があります」。侍ジャパン合流の日を待ちわびている。空振り率の高いスライダーは、大谷のスイーパーを参考に自ら磨いていったものでもある。“リアル大谷”から学び、高校時代と同じように自身の成長につなげる。 (木下 大一)○…松本裕は盛岡大付で1年春からベンチ入りし、6月の春季東北大会の準々決勝で大谷を擁する花巻東と対戦。5回に大谷に高校通算52号のソロアーチをバックスクリーンに運ばれた。試合は乱打戦になり、盛岡大付が10―9で同県対決を制した。