日刊スポーツ
【西武】育成1位・18歳新井唯斗が42歳栗山巧を見て感じること 負けずにいい表情、いい目を
西武の育成ドラフト1位、新井唯斗内野手(18=八王子学園八王子)はスロープを歩く。頂上にはファンたちが待っている。「いや、ないっすよー」サインを頼まれるのでは-。そう尋ねた時の返しだ。新井の予想は外れ、20人近くにサインしてグラウンドでの1日を締めた。「価値あるのかな、って…」書き終えたあとにそう言った。自分が書いたサインのことだ。「取材もまだ緊張するんですよ」とこぼす。入団会見前から「自信がない」と口にすることが多かった。ウソかと思うほどに、いつも表情がいい。声を張れる。肩は強く、ショートから矢のような送球が一塁へ行く。走塁も豪快だ。育成指名とはいえ、ドラフト1位。納得のポテンシャルを秘める。ただ、その能力をまだ自分でも測りきれない様子。「守備と走塁は楽しいし、少しは(手応えも)あります。でもバッティングは全然。もっと慣れたらもっと楽しくなると思うんですけどね」と身を縮める。ホームランバッターではなさそうだが、走攻守に大いなる可能性を感じさせる。生きた、強い顔をする。そんな18歳から、栗山巧外野手(42)の姿はどう見えるのだろうか。「めっちゃかっこいいっす。顔もかっこいいし、目もかっこいいっす。風貌が違います」風貌、というところはおそらく「生きざま」とか「たたずまい」と表現したいのだろう。「自分、バカなんで」と言いながらも、興奮している様子は存分に伝わる。「自分も長く、プロで生きていきたいです」まだスタートしたばかり。生きた表情、いい目をしているのが、まずは何より頼もしい。【金子真仁】【キャンプ7日目の写真速報】はこちら>>>