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広島 小園海斗がシート打撃で「チーム1号」 WBCで世界一へ、号砲!! - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島の小園海斗内野手(25)が7日、今春初のシート打撃で「チーム1号」を放った。日南キャンプ第2クール3日目に行われた実戦形式で右翼ポールに打球を直撃させた。3本塁打に終わった昨季から長打力向上を期待させる一発。3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を前に、日南から世界一への号砲を鳴らす今春1号にもなった。
その打球角度に、小園の変化が詰まっている。シート打撃の4打席目、高橋の初球直球にくるりと反応する。捉えた打球はライナー性ではなく、高々と上がって右翼ポールに直撃した。「今年は、この1本で終わるかもしれないので、打てて良かったです」冗談で真意をごまかすも、実戦形式での1号は偶然ではない。新井監督が「今やっていることを続けてほしい」と話せば、福地打撃チーフコーチも「やるべきことが明確になっている」と言う。実は、個人的に首脳陣から伝えられていた方針がある。「軽く当てることはいつでもできる。常に鋭く振ってほしい」――。昨季に首位打者を獲得したように、ミート力は証明済み。次は巧打者から強打者へ、「強振」が今春のテーマになっていたのだ。打撃練習では、ライナー性より角度よく上がる打球が目立つ。「(打球が上がるのは)調子に乗っているだけですよ」とけむに巻くも、打球に角度がつき始めたことは実感していると言える。本塁打数は高卒4年目だった22年の7発が自己最多で、昨季は3発にとどまった。「(長打を)狙ってはいないので、まずはしっかり捉えたい」。天性のミート力と強振がうまく合わされば、自然と本塁打増にもつながるだろう。3月のWBCでも長打に期待がかかる。24年の「プレミア12」で1試合2本塁打を放ったように、国際大会でも力負けしない力はある。そして、この日のシート打撃では一塁も守った。侍ジャパンでは正遊撃手候補の一人ながら、「(WBCでは)何があるか分からない」と一塁ミットも調達した。万が一の起用に備え、攻守両面で着々と準備を進めている。シート打撃では4打数2安打と上々も、「結果は別にどうでもいい。内容があまりよくなかった。全然ダメやな…と思いました」と満足しなかった。目先の結果に左右されず、強振を続ける。その先に、世界も驚かせる一打があると信じている。(河合 洋介)