日刊スポーツ
法大入学予定の横浜・片山大輔、和田毅氏が持つリーグ最多奪三振記録更新掲げ「超えるのが…」
東京6大学野球の法大に今春入学予定の横浜(神奈川)・片山大輔投手(3年)が8日、壮大な目標を掲げた。川崎市内の同大で取材対応。同校から早大に進む阿部葉太外野手(3年)が歴代通算最多131安打更新を目標に置いていると聞いて触発を受け「自分は奪三振記録でお願いします」と大きく出た。リーグ通算最多奪三振は早大OBで元ソフトバンクの和田毅氏が持つ476奪三振で、法大では元巨人の江川卓氏の443奪三振が2位に付ける。東京6大学からプロ野球に羽ばたいた2人を引き合いに出され「結構やばいこと言っちゃったな」とニヤリと笑ったが、もちろん軌道修正はしなかった。「それを超えるのがやっぱり横浜高校のOBだと思ってるんで頑張ります」と力強い返事で期待を抱かせた。欲しいときに三振の取れる投手像を追い求め、結果で示してきた。昨春の選抜決勝の智弁和歌山戦では2点リードの6回1死三塁カウント2ー2の場面から登板し、4番の福元聖矢(早大進学予定)を得意のスライダーで空振り三振に仕留めた。嫌な流れを1球で断ち切り選抜優勝に貢献。アマチュア野球ファンから「片山の1球」とも称される大会の名場面となった。奪三振へのこだわりは強い。「一番のピッチャーの醍醐味(だいごみ)と言ったら、三振と自分は思ってるので。打たせるのも大切だとは思うんですけど、やっぱりピッチャーは三振取れたらいいと思ってるので。見逃し三振もいいんですけど、相手が打てると思っても当たらなかったという空振り三振が気持ちいい」。全国から猛者たちが集まる東京6大学でも、その思いは変わらない。自己最速は146キロだが「大台の150に乗せたい。東京6大学を代表する選手になって、4年後にドラフト1位でプロにかかりたい」と意欲十分。地道にコツコツ。1歩ずつ踏み締め高い頂を狙う。○…昨年のU18W杯日本代表の横浜・奥村凌大内野手(3年)も片山と共に法大に進み「東京6大学で野球をやりたい思いと法政大学の細かな野球に引かれました。大学のユニホームもオレンジ色という鮮やかな色で、自分的にもワクワクしています」と胸を高鳴らせた。引き続きセカンドとしてのプレーを希望し「目標はまず100安打ってところを掲げて、その先に首位打者であったりが見えてくるのかなと思ってます。チームを代表して、勝たせられるような選手になっていきたい」と抱負を述べた。