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阪神・浜田太貴、3度目の〝チーム1号〟も「すぐ調子乗っちゃうんで、謙虚にいきます」
日本ハム戦の四回 本塁打を放つ阪神・浜田太貴=エナジックスタジアム名護(撮影・中井誠)(練習試合、日本ハム8-4阪神=特別ルール、8日、沖縄・名護)「5番・DH」で出場した阪神・浜田太貴外野手(25)が四回、今季初の対外試合で〝チーム1号〟。最低気温9度と冷え込んだ沖縄・名護まで駆け付けた虎党の胸を熱くした。「打ったときはクイックピッチだったんですよ。自分のタイミングで打てないので、コンパクトに打てたみたいなところはありますね。飛ぶんで、意外と」0―0で迎えた四回2死の第2打席だ。カウント1―2から148キロ直球を振り抜くと、左翼席へ一直線。これで、宜野座、実戦形式に続く今年3度目のチーム1号。昨年の現役ドラフトで加入した大砲が再び強烈なインパクトを残した。近本光司外野手(31)、森下翔太外野手(25)に続く残り1枠となった外野手争いで、アピール度では頭一つ抜けている。新戦力の躍動に藤川球児監督(45)は「黙って続けることだと思う。チームが変わることで学びが出ればすごく粘り強い野球選手になっていくんじゃないかな」と目を細めた。ヤクルト時代は〝令和のブンブン丸〟の異名を取り、通算18本塁打のスラッガー。新天地での戦いに向けてこのオフは内川聖一氏(43)=元ソフトバンクなど=に指導を仰ぎ、スイング時に上を向いてしまう癖の修正に取り組んだ。「打った後にインパクトで終わり、フォロースルーを取らないぐらいの気持ちでやってます。振りたい気持ちを抑えてコンパクトにいけるか」と意識している。また虎の一員となって参考にしているのが、昨季の本塁打&打点王、佐藤輝明内野手(26)のスイングだ。「打ち方を人が聞いているところをこっそり聞いています」と明かし「今やっていることがあるんで、分からなくなったら聞いてみようと思います」と貪欲だ。「すごくレギュラーを取りたいって気持ちはありますね。すぐ調子乗っちゃうんで、謙虚にいきます」新たなスタイルで試行錯誤する中でも、持ち前のパワーは別次元。25歳の大器が芽を出し始めた。(渡辺洋次)★阪神の外野手事情中堅・近本光司外野手(31)右翼・森下翔太外野手(25)はともに昨季ベストナイン&ゴールデングラブ賞。ポジションの入れ替えなどの可能性はあるが、外野3枠のうち2枠は揺るがないといっていい。残るは「1」。左翼を固定できなかった昨季は、前川右京外野手(22)がチーム最多49試合で先発出場。豊田寛外野手(27)、小野寺暖外野手(28)、島田海吏外野手(30)、浜田だけでなく、内野を本職とする高寺望夢内野手(23)や熊谷敬宥内野手(30)、捕手登録の中川勇斗捕手(22)も出場機会をうかがう。D1位・立石正広内野手(22)=創価大=の活躍次第で、昨季27試合で外野守備に就いた佐藤輝明内野手(26)が回る可能性もある。春季キャンプガイドへ