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阪神・糸井嘉男SA、D1位・立石のフリー打撃にうなった「音がちゃう。輝に匹敵」
屋内でフリー打撃を行った阪神・立石正広(撮影・水島啓輔)阪神春季キャンプ(8日、沖縄・うるま)ものが違う!! 今春キャンプで臨時コーチを務める阪神・糸井嘉男スペシャルアンバサダー(SA、44)が、具志川球場でドラフト1位・立石正広内野手(22)=創価大=を視察。屋内でのフリー打撃を再開したスラッガーのスイングを目の当たりにし「(佐藤)輝に匹敵する」と絶賛し、1年目からの活躍を思い描いた。白球が破裂するかのような打球音を聞いて、瞬時に本物と確信した。春季キャンプで臨時コーチを務める糸井SAが具志川球場を視察。その目的は、室内練習場にこだまする快音を響かせた立石だ。3球団が競合したドライチの迫力満点の打撃をネット越しに見つめ、思わずうなった。「音がちゃうね、音が。彼にしかない、他の選手にはないものを持っている。ほんとに楽しみですね。お世辞でもなんでもなく、素晴らしいドラフト1位が入ってきたなって思いました」立石は1月17日に発症した右脚肉離れの影響で別メニュー調整が続いているが、順調に復活への道を歩んでいる。冷たい風が吹きつけるグラウンドでティー打撃を行うと、屋内に場所を移して故障後初のフリー打撃を行った。マシン相手に速球を61球はじき返し、防球ネットを突き破らんばかりの鋭い打球を連発。状態の良さを存分にアピールした。糸井SAと立石は初対面。約3分間の会話の中で、立石から「こういうスイングはどうですか?」と質問を受けた。積極的な姿勢を「やっぱりルーキーらしからぬ、野球少年のような気持ちを感じました」と歓迎。そして昨季セ・リーグMVPを獲得した、まな弟子のルーキーイヤーと重ね合わせた。「(佐藤)輝も入ってきたとき、ヤバかったからね。それに匹敵するものは十分あると思いますね」佐藤は1年目の春季キャンプで、特打で宜野座のバックスクリーンを越える推定150メートル弾。オープン戦では12球団最多の6本塁打を放つと、シーズンでも勢い止まらずNPBの歴代新人左打者最多となる24本塁打を記録した。初めて見たフリー打撃で感じた、サトテル級の可能性。だからこそ、我慢の時を過ごす22歳に「(実戦でも早く)見たいけど、やっぱり肉離れの問題もあるから。癖がつく場所ですから」と、藤川監督と同様に慎重な姿勢を求めた。