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ヤクルトのドラ1・松下 新人王撃ち弾!荘司から“プロ1号”「直球をうまく反応できた」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
16球目だった。高めの直球を強振した打球が強風に乗った。左翼席後方の防球ネットに突き刺さる推定125メートル弾。ヤクルトのドラフト1位・松下(法大)の一撃に、スタンドのファンから拍手が湧き起こった。
ライブBP(実戦形式の打撃練習)で、昨年の新人王左腕・荘司と対戦。松下は「昨日発表があり対戦が楽しみでした。素晴らしい投手から直球をうまく反応できた」と“プロ1号”を自賛した。さらに快音を連発した期待のルーキーを池山監督も「タイミングを取り、強くスイングした。あれだけ振るのは評価できる」と絶賛した。主砲だった村上がホワイトソックスに移籍。松下は定位置だった三塁をベテラン・山田と争う。「ポスト村上」、「令和のブンブン丸」候補の右打者への期待は大きく、新指揮官も今キャンプで、山田との真っ向勝負に挑ませている。昨季2勝1敗、28ホールド、防御率1・05で村上以来球団6年ぶりに新人王を獲得した荘司撃ち。2年連続新人王となれば、球団では04年の川島亮、05年の青木宣親(現GM)以来21年ぶり2度目となる。打たれた荘司も「飛ばすパワーは彼の強み。2年連続受賞ならヤクルトも盛り上がる。獲ってほしい」とエールを送った。気温12度と冷え込んだ浦添に熱気をもたらした豪快弾。松下は「この一本は自信になる。一つ結果を残せて良かった」と手応えの笑みを浮かべた。(大木 穂高)