日刊スポーツ
【ソフトバンク】栗原陵矢、通算100本塁打まであと18「もちろん通過点だけど、今季いきたい」
ソフトバンク栗原陵矢内野手(29)が、日刊スポーツの取材に応じ、あと18本に迫った通算100本塁打達成に意欲を見せた。昨季は右脇腹を痛めるなどで80試合の出場にとどまった。昨年11月には腰の手術も行ったが、宮崎キャンプではA組に参加し、元気いっぱいに練習している。今季は再び不動の三塁レギュラーをつかみ、連続日本一に貢献する意気込みだ。新選手会長としての思いなども語った。◇ ◇ ◇明るい栗原が宮崎キャンプを盛り上げている。2日には周東とともにランチ特打を行った。独自調整が任されるS組不在の序盤に、率先してファンを楽しませた。「サインとかなるべく書きたいんですけど、全部は応えられない。やはり練習中に元気なところを見せていこうと」と話すように、栗原の声がよく響く。昨年11月11日に腰の手術を行った。復帰まで2、3カ月の予定も、今キャンプでは初日からしっかりバットが振れている。「腰は気にしながらですが、強い張りもなくここまできてますね」と順調だ。昨季は右脇腹を故障するなどで出場80試合にとどまった。終盤に復帰し9・10月度月間MVPに輝く打撃力で、今季は再び不動の正三塁手を奪う。あと18本塁打を放てば通算100号本塁打となる。「そこはいきたい。本塁打にこだわるわけじゃないし、もちろん通過点だけど、今季いきたい」。長距離砲ではないことは理解しているが、キャリアハイ21本の21年は143試合、20本の24年は140試合、17本の20年もコロナ禍で120試合制の中118試合に出場。レギュラーとして1年間出場すれば十分届く数字だと分かっている。今季から新選手会長となった。「とくに理想とかはない。やってみて、どうするかというのがあれば、みんなの意見を聞きたい」と、自然体でスタートした。支配下63人、育成54人の計117選手の大所帯。若い選手が溶け込みやすい環境をつくるのも仕事だ。6日の第2クールからはドラフト5位高橋隆慶内野手(24=JR東日本)がルーキーでただひとりA組に合流した。「すごくいろいろと聞いてきてくれた」と話すが、明るく積極的にコミュニケーションを取っていたのは栗原の方だった。「もちろん、ほかにもいろんな選手と話をしたいし、ご飯にも一緒にいきたい」と、キャンプ中だけでなくシーズンに入っても積極的に若手と接していく考えだ。福岡移転後初のリーグ3連覇、連続日本一でビールかけの音頭を取る。「また違った喜びがあるでしょうね」。けがなく開幕を迎え、本来の打撃力でチームを引っ張る。【石橋隆雄】