サンスポ
阪神・伊原陵人、鳥谷氏の言葉で羽ばたく2年目「1年目でイメージはできているはず」
子供たちと笑顔で語り合う阪神・木下里都、今朝丸裕喜、伊原陵人(左から)=沖縄県立南部医療センター・こども医療センター阪神・伊原陵人投手(25)ら7選手が沖縄キャンプ休日の10日、球団OBの鳥谷敬氏(44)と沖縄・南風原町にある沖縄県立南部医療センター・こども医療センターを訪問した。ドラフト1位で入団した昨季は5勝を挙げながら後半戦で失速した左腕は、鳥谷氏の教えを胸に12球団随一の安定感を誇る虎投の中で不動のポジションをつかみ取ると誓った。キャンプ休日にグラウンドでは得られない学びがあった。伊原は鳥谷氏とともに病院施設を訪問。改めて2年目の飛躍を誓った。「一年間戦い抜くしんどさや難しさを勉強できた。その経験を生かした中で今年はしっかりより一層頑張らないといけない。チームのために貢献して、優勝するための一員になれればいい」昨季は28試合に登板して5勝7敗、防御率2・29。一時は先発ローテの一角を担ったが、夏場以降は調子を落とし、居場所をつかみ切れなかった。同じ失敗を繰り返さないように、このオフは体力強化とともに投球練習も早めにスタート。今キャンプでは初日からブルペンで全力投球し、4日には116球を投げ込んだ。1年目で球数制限があった昨年から一転、NTT西日本時代からの球数を重ねるスタイルに。藤川監督は「順調にきている、頑張っているなという感じがします」と目を細める。そんな伊原のハートをさらに熱くしたのは、通算2099安打の鳥谷氏のメッセージだ。「どうしたら活躍できるかは1年目で結構見えたと思う。イメージはできているはずなので、大きく成長する時期だと思う。今年、しっかり立場をつかめれば、来年以降、ある程度(戦力の)枠に入っていける」自分に合った練習、考え方を踏まえて臨めば、一気に飛躍できるのが2年目。鳥谷氏も不動のレギュラーの座をつかみ、優勝に貢献した。今キャンプで伊原が示している昨季を糧に投げ込む姿勢、方向性はレジェンドの歩みと重なる。あとは第3クールからの実戦で結果を残し、不動の地位を築いていく。病気と闘う子供たちと触れ合った伊原は「こういう社会貢献活動はしたいなと思っていた。貢献することで、また応援してもらえるきっかけになると思う」と力を込めた。藤川虎に欠かせない一員となり、子供たちも、虎党も笑顔にする。(三木建次)春季キャンプガイドへ