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阪神・大山悠輔、23発シーズン以来4年ぶりの宜野座弾 「過程、内容がよかった」
二回、本塁打を放つ阪神・大山悠輔 =バイトするならエントリー宜野座スタジアム(撮影・水島啓輔)阪神春季キャンプ(11日、沖縄・宜野座)これぞ一発回答! 阪神・大山悠輔内野手(31)が、紅白戦に白組の「5番・一塁」で先発出場し、今季初実戦に臨んだ。第1打席の初スイングで左中間へソロ本塁打。宜野座のファンの前での本塁打は、最後に20本塁打以上(23本塁打)をマークした2022年2月に、春季キャンプ中の日本ハム戦で放って以来。連覇に向け、頼もしく状態を上げている。たった1打席で十分だった。量産を予感させる一発を曇天の宜野座に打ち上げた。大山が今年の実戦初打席で豪快ソロ。いつも通りに淡々と振り返ったが、確かな手応えを感じていた。「風もあるし、そこまでかなと思いますけど。それまでの準備や打席でのタイミング、打球方向、打球の上がり方に関してはよかったかなと思う。ホームランがどうこうというよりも過程、内容がよかった」二回先頭で打席に立つと、2番手・岩貞のファーストストライク、甘く入った直球を迷わず振り抜いた。高々と舞い上がった打球は左中間スタンドの芝生席に着弾。「センター、左中間方向の打球というのがテーマにある」と今キャンプに臨んでいた中で、言葉通りの一撃。直後の三回からベンチに下がったため、打席に立ったのはこの一度だけ。まさに一発回答で順調な調整ぶりを証明した。意外にも、宜野座での実戦における本塁打は、2022年2月8日の日本ハムとの練習試合での一発が最後だ。今季がプロ10年目だが、過去3度マークした20本塁打超えもその年(23本塁打)が最後。13本塁打に終わった昨季は紅白戦、練習試合、オープン戦、米大リーグとの試合でもノーアーチ。シーズン1号は20試合、85打席目だった。今季のアーチ量産を期待せずにはいられない。藤川監督が今季の打順について「何も決まっていない」と白紙を強調する中、ただ一人「5番・大山」だけは既に告げられている。厚い信頼を得ている31歳は「もう一度優勝というところに向けてまとまらないといけない中でチームの雰囲気を作るのも仕事。(年齢が)上の選手と下の選手がどうやったらより近くなるか、いろいろと考えている」とグラウンド外でもチームのために試行錯誤している。宜野座に残した快音がなによりの吉兆。今年の大山は、春から暴れまくる。(秋葉元)◆大山についてヤクルト・吉田スコアラー「実績のある選手ですし、しっかりと(今年の実戦)1打席目でストレートをとらえられるのはさすが」春季キャンプガイドへ