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【記者の目】痛い…高い順応性見せていた平良海馬の離脱 代替選手がどれだけ早くWBC仕様になれるか
左ふくらはぎの肉離れでWBC出場を辞退した西武・平良海馬日本野球機構(NPB)などは11日、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)日本代表に選出していた西武・平良海馬投手(26)が左ふくらはぎの肉離れで出場を辞退し、代わって楽天・藤平尚真投手(27)を追加で招集すると発表した。日本代表に選出されている阪神・石井大智投手(28)は同日、沖縄・宜野座村で行われたチームの紅白戦で左脚を負傷。14日に宮崎市で始まる代表合宿を前に暗雲が垂れ込めた。プレッシャーのかかるWBCで、重要な試合終盤のマウンドを任される見込みだった平良(西武)が出場を辞退した。同じくリリーフ投手の石井(阪神)も今回の負傷により出場が難しくなれば、大会連覇を目指す侍ジャパンにとって大きな痛手となる。日本は3月6日の1次リーグ初戦(台湾戦)から3連戦の日程。大会ルールで連投した投手は中1日空ける必要があるため、質の高いリリーバーを一人でも多くそろえることが重要となる。東京五輪など国際大会の経験がある平良、昨季防御率0・17と抜群の安定感を誇った石井の穴埋めは容易ではない。特に平良は、普段からテンポが早い投球スタイルが特徴的。昨年11月の宮崎合宿、日韓戦でもNPBで導入されていない投球間隔制限「ピッチクロック」に高い順応性を見せていた。今大会から同ルールが採用されるWBCでも、首脳陣にとってMLB組とともに信頼の置ける存在だったことは間違いない。「ピッチクロック」とともに導入されるサイン伝達機器「ピッチコム」や、NPB球とは異なる大会球に対し、大勢(巨人)は春季キャンプでもフォークボールを試行錯誤するなど、代表入りした選手たちは対応に時間をかけている。代替選手にはその時間の〝差〟も懸念される。(侍ジャパン担当・浜浦日向)侍ジャパンメンバー・日程へ