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楽天・日当 WBC追加招集の「師匠」藤平との共闘目指し、初の開幕1軍誓う - スポニチ Sponichi Annex 野球
楽天の藤平尚真投手(27)が西武・平良の故障離脱により、WBCに出場する侍ジャパンに追加招集された。その右腕が自らの留守を託す存在が、高卒3年目で初めて1軍キャンプに抜てきされた日当直喜投手(20)だ。
オフには合同トレーニングを行う間柄。WBCへの招集が決まった藤平から「頑張ってくるわ。お前も頑張れよ」と声を掛けられ、「一緒に開幕を迎えましょう」と自身初の開幕1軍入りを誓った。今季初実戦だった11日の日本ハムとの練習試合では3―3の9回に登板。1回を無安打無失点に抑えたが、「70点ぐらい。真っすぐの出力をもうちょっと上げたいのと、もっと余裕を持って投げたい」と先を見据えた。1メートル90、105キロの恵まれた体格から最速154キロの直球と決め球のフォークで勝負する将来の守護神候補だ。昨季は2軍で42試合に投げ、5勝3敗3セーブ、防御率3・59をマーク。1軍では10月3日の西武戦で2点ビハインドの9回に登板し、3者凡退に抑えた裏にチームがサヨナラ勝ちしてプロ初勝利が転がり込んだ。「師匠」の藤平は24年に中継ぎに転向し、47試合で20ホールド、防御率1・75とブレーク。昨季は守護神の則本が不振に陥ると、シーズン途中から抑えを任され、29試合連続無失点の球団新記録を樹立した。今季も9回のマウンドに上がることが期待されている。日当はそんな藤平に「練習に対しての熱が凄い。自分にとってプラスになるように教えてくれます」と感謝を口にする。最も学んでいるのがメンタルの部分。「バッターに向かっていく姿勢、物事の考え方。一緒にやっていて勉強になることがたくさんある。これからも尚真さんと一緒に野球をやっていく中で、成長していけたら」とうなずいた。藤平の不在により、三木監督も「全員で競ってほしい」とブルペン陣の競争を期待している。日当も「尚真さんが帰ってくるまで、代役ができるようにしっかり練習していきたい」と意気込んだ。WBCの次回大会の開催は未定だが「一緒に選ばれたら最高ですね」。まずは開幕1軍、そして次回大会での共闘を夢見て、日々鍛練を積んでいく。(記者コラム・花里 雄太)