サンスポ
阪神・中野拓夢、ディベイニーとの〝キャムタクコンビ〟に「日本人とは違うリズム」「実戦でもっと組みながら」打ってはタイムリー
五回、適時打を放つ阪神・中野拓夢=バイトするならエントリー宜野座スタジアム(撮影・中井誠)(練習試合、阪神4ー7楽天、14日、沖縄・宜野座)阪神・中野拓夢内野手(29)が「2番・二塁」で出場し、今季初実戦で適時打を放った。新外国人のキャム・ディベイニー内野手(28)=前パイレーツ=とは初めて実戦で二遊間を組み、イニング間にも積極的に意見を交換した。2026年の戦いに、中野が力強く踏み出した。タテジマの背番号7としての初安打を記録。佐藤や森下、坂本が不在となった宜野座を大いに沸かせた。「1、2打席目があまりよくなかった中で、3打席目にファウルも打ちながら、最後もしっかり捉えて打つことができていい打席が送れた。初めての実戦の割にはよかったかなと思います」第1クール最終日だった4日に体調不良のため練習を欠席。6日に復帰したが、別メニュー調整が続いた。この日、無事に実戦に復帰。近本との1、2番コンビも復活した。1、2打席目は飛球に打ち取られたが、1-0の五回2死一、二塁の好機で打席に立つと、粘った末に左腕の林が投じた9球目のスライダーをはじき返し、右前適時打とした。そして、守備ではついに新外国人のディベイニーとの〝キャムタク〟コンビを結成。昨年12月の米ハワイ州への優勝旅行中にも、キャッチーな愛称に「キムタクみたいですね」と笑顔を見せていたが、ここで初お目見えとなり、五回まで2人で二遊間を組んだ。連係プレーも難なくこなしたが、外国人特有の感覚は実感。「日本人とは違うリズムというか、小幡や熊谷さんとはまた違ったリズムでダブルプレーの送球が来るから、慣れていかないといけない」。実戦でしか得られない感覚を、しっかりと得た。四回、楽天・村林のゴロを処理する阪神キャム・ディベイニー=バイトするならエントリー宜野座スタジアム(撮影・中島信生)イニング間のベンチでは、走者を一塁に背負った場面で二塁のカバーに入るのはどちらかなど、通訳を交えて意思統一した。今はまだ〝ちょ、待てよ〟なことも多いかもしれない。それでも時間をかけ〝ゲッチュー〟量産の二遊間になる。中野は「自分のやりたいことっていうのはある程度できたけど、まだまだというのも打席の中で感じた。(ディベイニーは)実戦でもっと組みながら、どういう選手なのかって把握できれば」と頼もしい。大きな一歩を踏み出した。今季もこの男が虎のHEROだ。(萩原翔)★ディベイニー「意見の違いは話したので大丈夫」中野と初コンビを組み、意見交換も行ったディベイニーは「僕はこうだと思うけどって言うと(中野は)『たぶん日本式はこうだよ』って。意見の違いは話したので、もう大丈夫」と笑顔で振り返った。三遊間寄りのゴロをさばき、ベースカバーに入った中野へのスローイングで二塁封殺する場面もあった。バットでは2打数無安打だったが、五回2死二、三塁では四球を選んで後続へつないだ。春季キャンプガイドへ