サンスポ
DeNA・藤浪晋太郎、2回2安打1失点 最速155キロ&22球でボール球6つ「どんどんストライクゾーンにアタックしていけた」
最速155キロを計測した藤浪。仕上がりの早さを印象付けた(撮影・荒木孝雄)(練習試合、DeNA2-9ロッテ、14日、宜野湾)DeNA・藤浪晋太郎投手(31)が、ロッテとの練習試合に先発し、2回22球を投げて2安打1失点(自責点0)だった。今季初実戦でテンポ良くストライクゾーンに投げ込み、最速155キロを計測。開幕ローテーション入りに向けて上々の滑り出しを見せ、オフシーズンからの取り組みに手応えを示した。藤浪は試合前、バッテリーを組んだ山本とコミュニケーションを取り、共通認識を持った。「結果よりも内容に焦点を当ててやろう」2月半ばに迎えた今季初実戦。確認したかったのは、オフから継続してきた取り組みの成果だ。狙い通り丁寧に腕を振り、ストライクゾーンに球を集めた。それでいて最速155キロ。「(球速は)思ったより出ていたみたいですね。良い初登板でした」。よどみなく投球を振り返る口調に充実感がにじんだ。一回に味方の失策が絡んで1点を失ったものの、芯で捉えられた当たりはほとんどなかった。藤原は高めの直球でバットを真っ二つに。2回22球を投げてボール球は6球。「どんどんストライクゾーンにアタックしていけた」とうなずいた。オフは球団施設で動作解析を行い、打者方向に向かう左半身の使い方に向上の余地を見いだした。地面反力を測るフォースプレートを使い、投球時の重心移動を見直し、上半身を導く役割を果たす左足の踏み出し方を中心に試行錯誤してきた。「野球下手くそなんで」と冗談めかす31歳は、昨年11月から捕手を座らせて投げ込み、キャンプでもブルペンにこもる。「本能的」に投げられるように数を重ねてきた成果が表れ、小杉チーフ投手コーチは「答え合わせができてよかった」と胸をなでおろした。昨季の先発陣を支えたケイら助っ人が抜け、実績がある藤浪に懸かる期待は大きい。「迷いなく投げられているのが一番。本当に楽しみ」と相川監督。上々のスタートを切った右腕が、開幕ローテーション入りへ突き進む。(鈴木智紘)春季キャンプガイドへ