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阪神 “ポスト石井候補”がアピール合戦 畠、木下、石黒、工藤…中継ぎ右腕が練習試合で躍動 - スポニチ Sponichi Annex 野球
石井の負傷離脱後、初の対外試合となった楽天戦(宜野座)で、ポスト石井を目指す中継ぎ右腕がアピール合戦を展開した。不動のセットアッパーで、昨季も50試合連続無失点という圧倒的な存在感を発揮した右腕が左アキレス腱損傷で離脱。現在は帰阪して治療に取り組んでいるが、最悪の場合、シーズン大半を棒に振る可能性も否定はできない。連覇のためには、その穴を埋める必要がある。
まずは移籍2年目の畠が存在感を示した。「(石井)大智には申し訳ないけど、それは自分らにとってはチャンス」。4回から3番手で登板し、4番・黒川を空振り三振に仕留めるなど1イニングを3者凡退で締めた。「真っすぐで押して変化球で勝負した」という4番手・木下も最速156キロを含む150キロ台連発で1回1安打無失点。石黒も7回の1イニングを無失点と結果を出し「いい感覚で根拠あるアウトを取っていきたい」とうなずいた。9回に8番手登板した工藤は1失点も、最速156キロと球威を誇示。それぞれが持ち味を出し、必死のアピールだ。「大智は本当に凄いポジションでやっていた。戻ってくるまで、中継ぎで頑張るしかない。気持ちでは、奪い取るくらいでいかないと」と畠。巨人・中里篤史スコアラーも「石井のことは戦力ダウンだけど、層は厚いと感じた。その筆頭に畠がいるんじゃないか」と警戒を強めた。「まだ2月14日ですから」。藤川監督は、多くを語ることはなかった。ただ、右腕たちの思いは、投じたボールを介して感じ取っているに違いない。 (鈴木 光)