サンスポ
ヤクルト・青柳晃洋、スーパークイック 打者を抑えるため「いろんな技を使っていかないといけない」
青柳は走者なしでもクイックで投球し、無得点に抑えた(撮影・長尾みなみ)(練習試合、ヤクルト1-4ロッテ、15日、浦添)スーパークイックで打者を翻弄した。ヤクルト・青柳晃洋投手(32)が15日、ロッテとの練習試合(浦添)で対外試合今季初登板。三回から2番手でマウンドに上がり、2回2安打無失点、2三振を奪った。「いい感覚で投げられた。今日の目的はいろんなボールでストライクを取ることだった。ゾーンに集めることができて良かったと思います」四回を抑え笑顔を見せるヤクルト・青柳晃洋(撮影・長尾みなみ)横手投げ右腕が観衆を魅了したのは三回2死。右打者の岡に対し、カウント2-2から左足をほとんど上げないクイック投法を披露し、内角いっぱいのツーシームで見逃し三振。打者のタイミングを外す完璧な間合いに「僕は圧倒的なボールがない。ルール内でずるいことじゃないですけど、いろんな技を使っていかないといけない」とニヤリと頬を緩めた。変則右腕にとって、クイック投法などの投球術は生命線。阪神時代から試行錯誤を重ね続けた結果、「クイックは体重移動のやり方が重要」との結論に至った。速く投げようと思うほど、体の開きが早くなってしまう。下半身ファーストで投球動作を始めることを追及。2025年の米大リーグ、フィリーズ傘下在籍時にはメジャー通算363本塁打を誇る同僚のハーパーから「あれだけ速いクイックはメジャーでも見たことがない」と絶賛される武器になった。昨年7月にヤクルトに加入し、今季は先発ローテーションの一角として期待される青柳。「キャリアハイを目指したい。14勝以上できるように頑張りたい」と21、22年の13勝を超える活躍を誓った。(原田優介)春季キャンプガイドへ