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【八木裕 帰ってきた神眼スコープ・広島編】 勝負の4年目を迎えた新井監督 D1位・平川蓮、3位・勝田成らに期待
八木裕氏阪神での現役時代、〝代打の神様〟として、虎党から絶大な支持を獲得し、2023年から日本ハムの1軍打撃コーチを務めたサンケイスポーツ評論家・八木裕氏(60)がこのほど、沖縄市の広島キャンプを訪問。新井貴浩監督(48)を直撃した。勝負の4年目だ。新井監督の意見もしっかりフロントに通って、してほしい補強もしてもらったという。話をしていても、今季への強い覚悟を感じた。特にドラフトでは、しばらく投手の1位が続いていた中で、ここ2年は監督が「野手をとって欲しい」と要望して、2025年は佐々木泰内野手(青学大)、今年は平川蓮外野手(仙台大)を1位で獲得したという。さらに今年のドラフト3位の勝田成内野手(近大)も、どうしても欲しい選手だったそうだ。新しい野手を育てたいという思いをかなり感じたし、15日の巨人との練習試合では、2人とも結果を出していた(平川が2安打1打点、勝田が1安打)。佐々木を含めて、非常に楽しみな存在だし、期待したい。同時に、わたしの中でポイントと思うのは、やはり先発投手陣だ。床田(昨季9勝12敗)、森下(同6勝14敗)で負け越していては、話にならない。2人の復活。森(同7勝8敗)と3人でローテーションをしっかり回したうえで、新戦力の台頭も不可欠だろう。15日の巨人戦で快音を響かせた平川そしてもうひとつ、カープの課題はシーズン中盤から終盤にかけての〝息切れ〟だ。日本ハムでの3年間、交流戦で戦ったときの広島は、やりにくい相手だった。コンディションをどうやって1年間、キープしていくか。去年も夏場は練習量を減らしたそうだが、選手はどうしてもやりたがる。強制で休ませたこともあったそうだが、屋外でのホーム球場を考えると、夏場以降、疲労は蓄積するし、徹底的に対策を考えないといけない。(サンケイスポーツ評論家)