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【MLB】昨季はわずか16% WBC断念の佐々木朗希が取り組む『第3球種』…松坂大輔が得意とした〝魔球〟 豪華先発陣に食い込めるか
ライブBPに登板したドジャース・佐々木朗希(撮影・横山尚杜)【グレンデール(米アリゾナ州)15日(日本時間16日)=横山尚杜】米大リーグ、ドジャースの佐々木朗希投手(24)がバッテリー組キャンプ3日目にライブBP(実戦形式の打撃練習)に初登板。打者延べ3人との対戦で被安打1、1三振、最速98.6マイル(約159キロ)を計測した。「第3の球種」の精度向上がテーマで新球の〝ジャイロスライダー〟に取り組んでいることを明かした。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場を断念した右腕は先発ローテション入りを狙う。メジャー2年目最初の実戦形式で進化の一端を見せた。佐々木がライブBPで最速98・6マイル(約159キロ)の剛速球と、昨夏から習得を目指すスライダー系の変化球を披露。『第3の球種』を課題とする右腕は、WBC韓国代表の金慧成(キム・ヘソン)から新球で2度空振りを奪い、精度の高さを示した。「昨年投げていたスライダーはあまりよくなかった。元々、投げていたジャイロっぽい速いスライダーをもう一度投げていきたい」現状、取り組んでいる狙いを明かした右腕。ジャイロスライダーとは捕手に向かってらせん状に回転する軌道を描く。縦方向に沈みやすく、球速も落ちにくいのが特徴。レッドソックス、西武などで通算170勝を挙げた松坂大輔氏が得意とした〝魔球〟だ。昨季の佐々木は直球50%、スプリット33・5%と2球種で80%以上の割合を占め、スライダーは約16%。被打率も・250と優れた球種とは言えなかった。ポストシーズンでは一時的に救援に転向し、結果を残したが、今季は再び先発で勝負する。2球種で勝負できる先発は数少なく、この日のライブBPでも積極的に試投するなど習得に意欲的だ。ドジャースは山本、大谷、スネル、グラスノーの豪華先発布陣。スネルは開幕に間に合うか不透明な状況だが、佐々木は26歳右腕のシーハンや故障から復帰を目指すストーン、ライアンらと残り1枠を争う。「ある程度自分が思い描いた球を投げていくことを目標にしていきたい。どちらかというと内容重視でやっていきたい」と24歳。WBC出場を断念し、シーズンに懸ける佐々木が強い熱量で口にした。佐々木の成績へ