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広島ドラ2斉藤汰直が“虎の007”をビビらせた!!シート打撃に登板し151キロを計測 - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島のドラフト2位・斉藤汰直投手(22=亜大)が沖縄2次キャンプ第1クール3日目の16日、今キャンプ2度目のシート打撃に登板した。打者5人相手に無安打、1四球で、直球はこの日登板した投手で最速の151キロを計測。視察した阪神スコアラーの警戒心をあおるとともに、新井貴浩監督(49)からは高評価を引き出した。今後は沖縄キャンプ期間中に対外試合にも登板見込みで、開幕先発ローテーション入りへ向け、アピールを重ねていく。
斉藤汰は、邪念を捨て、目いっぱい腕を振った。今キャンプ2度目となった実戦形式のマウンド。原点に立ち返り、収穫と評価を手にした。「思い切っていったことで、前回よりは内容も結果も良かった。自分のフォームというよりは、キャッチャーミットにどういった球を投げていくかにフォーカスしたことで、いい結果につながったと思う」打者5人と対峙(たいじ)。まずは辰見を直球で二ゴロに仕留めて立ち上がった。続く西川には四球を与えたが、平川は直球で詰まらせて遊ゴロ。渡辺も三ゴロに打ち取ると、最後は坂倉を一ゴロで締めた。打球はいずれも内野ゴロ。外野まで運ばせない球威が光った。この日の最速は、登板9投手で最速の151キロをマーク。その力強い投球を見守った新井監督は「斉藤(汰)も力のある真っすぐを投げていたし、良かった」と高評価した。一方で、他球団のスコアラーには警戒心を強めさせた。日南1次キャンプの初日から視察を続けている阪神・千原淳弘スコアラーは「真っすぐが良くて、変化球もストライクが入る。コントロールで崩れる感じがない」と現状を分析。開幕先発ローテーション候補の一人として、今後も注視していく構えだ。11日の宮崎・日南での初のシート打撃登板では、打者5人に対して1安打、1四球で、最速は147キロ。2人続けてフルカウントにするなど、制球にやや苦しみ、「体が思うように動かず、思うようなリリースでボールを離せなかった」。その要因の一つとして考えられるのが、気温の影響だ。日南で登板した際は最高気温16度だったが、この日の沖縄市内は同22度で「暖かいので体が動きやすい」と変化を実感しつつ躍動。昨季抑えを務めた森浦から以前に受けた腕の振りの助言も生かし、結果につなげた。「もう一試合一試合がアピールの場だと思って、全力で腕を振るだけ。しっかりアピールしたい」次回は、沖縄キャンプ中の対外試合登板が見込まれる。直近の目標とする開幕1軍に向け、全力投球で存在感を示す。 (長谷川 凡記)◇斉藤 汰直(さいとう・たいち)2003年(平15)12月7日生まれ、兵庫県宝塚市出身の22歳。小1時に野球を始め、武庫荘総合では甲子園出場なし。亜大では1年春からベンチ入りし、2年秋にリーグ戦初勝利。25年の日米大学野球では2試合で計5回を投げ、3安打2失点9奪三振の好投を見せた。1メートル83、90キロ。右投げ右打ち。