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16年目の中日・大野雄大 4年ぶり規定投球回到達へ 屋外球場でも進化見せる - スポニチ Sponichi Annex 野球
さらなる上昇曲線を描く。16年目、38歳シーズンに挑む中日・大野雄大投手だ。
「キャンプは例年通りといいますか、ちょっと早めという形でやっています。やっぱり侍の試合で変な投球はできないですからね」強い日差しが照り付ける沖縄・北谷で、日焼けして精悍な顔つきになった大野が口元を引き締めた。今月27、28日に本拠地バンテリンドームで行われる侍ジャパンの壮行試合での登板に、まずは照準を合わせている。前回23年のバンテリンドームでの壮行試合も志願登板し3回1失点。強打者が並ぶ侍打線との対戦は貴重な機会で、あと3に迫る通算100勝、その先にもつながるはずだ。「細かいところの課題はありますが、今のところ順調だと思います」。14日のシート打撃では、岡林やサノーら打者8人に対して1安打1四球で、順調ぶりを示している。23年4月に左肘クリーニング手術を受け、昨季は自己最多タイ11勝と完全復活。今季、目標に掲げるのは自身4年ぶりとなる規定投球回到達だ。本拠地では通算132試合で59勝46敗、防御率2・38とする一方、屋外球場は通算83試合で22勝34敗、防御率4・01。昨季登板20試合のうち16試合(9勝)がバンテリンドームだった。これまで何度も「バンテリンドーム以外でも投げられるところを見せていきたい」と語ってきたように、周囲から言われなくとも自身が一番分かっている。屋外球場でも安定した投球内容を示し、さらに進化する構えだ。「1年やることが大事ですから」と大野。チームが上位浮上するために、頼れるベテラン左腕の存在が絶対に欠かせない。(記者コラム・湯澤 涼)