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【侍ジャパン】井端弘和監督、リリーフ陣の仕上がりの良さに手応え 「僕が一番苦手なピッチャー」にも笑顔 - スポニチ Sponichi Annex 野球
3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場する侍ジャパンの宮崎事前合宿は17日、第2クール初日を迎えた。精力的に施設を動き回った井端弘和監督(50)はブルペン投球で視察したリリーフ陣の仕上がりの良さに目を細め、中でも松本裕樹投手(29)に高評価を与えた。
今合宿初のブルペン投球となった大勢、高橋宏斗らを視察。全選手の仕上がりの良さに目を細めたが、中でも目についたのが松本だった。「これ、個人的なアレですよ」と前置きしつつ「すごく僕の中で一番タイミングが取りづらいピッチャーかなと思っています、僕がバッターだったらね。人はどう思うかわからないですけど、僕はちょっと嫌だなと」と最大限の評価を与えた。「他のピッチャーだと投げる前にグッと溜めて投げるところがあるんですけど、彼の場合は一定のペースで流れてくるので、トップが(いつ)決まるのかが分からないなと思って見ていました。僕が対戦したら全部(タイミングが)流れちゃうなというふうに思いました」と具体的な理由を挙げ、能力を認める。現役時代は卓越したバットコントロールを武器に、プロ18年間で1912安打をマーク。選球眼も良く702四球を選び、248犠打も記録するなど、走攻守3拍子そろったプレースタイルで活躍した井端監督。その指揮官をして「僕が一番苦手なピッチャーかなと思いますけど、彼のすごさは投げるほど球速が上がってくるんです。ランナーが出れば出るほど、ピンチに強いピッチャーかなと思いますね」と馬力の強さも理由に挙げた。松本ともにリリーフ陣の鍵を握る大勢については「イメージですけど、彼は連投とかするより、いい状態で使っていった方がボールは強いイメージです。今日ボールを見ていて、近くで見たらやっぱりベース板(の上)の強さはある」と仕上がりの良さを認める。曽谷は「一番はやっぱあのスライダー、カット、鋭く曲がるボールと大きく曲がるボールだと思います。彼が多分一回ゾーンから外れてそこから曲がってきてストライクを取るっていうところでは、バッターは嫌なタイプ」と評し、藤平も「フォークの軌道が一定じゃないというところが非常にバッターもやりづらい」と話した。事前合宿直前で西武・平良、阪神・石井が故障のため、出場辞退を余儀なくされた。不安視されたリリーフ陣だが、仕上がりの良さは確認することができた。自信を持って、勝負どころに投入できる態勢は整いつつある。