サンスポ
阪神・岩崎優「みんなで乗り切っていきたい」 石井離脱ショックの中でブルペンリーダーが宜野座合流
阪神・岩崎優は才木浩人に声をかける=バイトするならエントリー宜野座スタジアム(撮影・中井誠)阪神春季キャンプ(17日、沖縄・宜野座)若手主体の具志川で独自調整をしていた阪神・岩崎優投手(34)が、宜野座キャンプに合流した。不動のセットアッパー、石井大智投手(28)が左アキレス腱損傷で開幕絶望となり、虎の守護神は「みんなで乗り切っていきたい」とブルペン陣が一丸となって戦うと強調。若手投手の奮起を求め、自身の経験を伝えていくことを誓った。石井の離脱で重たいムードが漂っている宜野座の空気が一変した。キャンプインから具志川で独自調整を続けてきた岩崎が合流。練習後、慎重に言葉を選びながら前をみつめた。「もちろん残念というのはあるけど、みんなで戦っていくっていうのは変わらない。みんなで乗り切っていきたい」窮地で頼りになるのは、やはり精神的支柱のブルペンリーダーだ。石井は11日の紅白戦(宜野座)で左アキレス腱損傷を負い、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場を辞退し、レギュラーシーズンの開幕が絶望となった。昨季53試合登板で失点はわずか1。50試合連続失点の日本記録を達成したセットアッパーの不在は藤川監督にとっても大きな痛手だが、岩崎は「他のピッチャーにも頑張ってもらいたいし、自分も負けないようにやっていきたい」とチームを奮い立たせた。ブルペンで投げ込む岩崎優(撮影・中井誠)ピンチはチャンスでもある。「自分も誰かが抜けたところで、パッとそういうチャンスを(つかんだ)」と岩崎。石井の穴を誰が埋めるか-。国指定の難病である「胸椎黄色靱帯骨化症」から復帰し、昨季40試合に登板した湯浅を筆頭に、2年目の木下や工藤、3年目の石黒、巨人から現役ドラフトで加入して2年目となる畠らにとって、勝ちパターンに定着できる機会になる。「去年は、あまり試合中とか言ったりしなかったところもあったが、経験者が抜けたことでゲームの経験がまだ浅い選手が来たりしたら、どんどん気になったことは伝えていきたい」百戦錬磨の守護神はチームのため、若手に自身の経験を伝えるなどサポートすることを約束した。この日はブルペンで50球の投球練習。具志川では700球以上を投げてきており、「しっかり没頭して過ごせた。まず一番大事なのはけがをしないことで、とにかくコンデション面で気を使いながら、投げ込みはしっかりやりつつ、順調に来ている」と自身の状態を説明した。「去年よりもたくさん投げたい」昨季53試合で31セーブを挙げるなど、救援に本格的に転向した2017年から9年連続で40試合以上に登板中。石井が離脱したブルペンを自ら引っ張っていく。(三木建次)春季キャンプガイドへ