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【大志~ambition】ロッテ・小島和哉、チームに監督に自分に勝利を 「やり返したい」 昨季黒星先行も冷静「オフに自分なりの裏付け、答え出し解消した」
小島は黒星が先行した昨季からの巻き返しを期す(撮影・浅野直哉)春季キャンプ期間中に各球団のキーマンに迫るインタビュー企画「大志」の最終回はロッテ・小島和哉投手(29)が登場。黒星が先行した昨季の失敗を冷静に振り返り、今季に向けた改善策や長崎での自主トレーニングで阪神・大竹耕太郎投手(30)から得たヒントを包み隠さず明かした。(取材構成・片岡将)<スピードを求めた結果>――ここまでの調整は「去年よりは投げている感覚がとてもいいですし、球の質もいい。去年は1年間、すごく悩んだシーズンでした。オフシーズンで自分なりの裏付け、答えが出た感じで解消できている」――昨季は8勝10敗と黒星が先行し、防御率も3・72と前年より悪化。球速を出そうとしてメカニックに狂いが生じていたことが要因なのか「年々、スピード自体は上がっていた。去年に関してはスピードを求めて、オフシーズンのトレーニングで筋肉をデカくするところから始めました。体重は例年より3、4キロくらい増やしました。投げ方にしても、ロスではないか、というところをできるだけ削って、速い球を投げるためにどうしたらいいか考えていたんですけど、自分にちょっと合わなかった。フォームのタイミングだったりが、曖昧になってしまった」――好調時のタイミングの取り方は「足を上げて、しっかり止まるところからスタートする。そこからの並進(横移動)に移行するところのタイミング。去年に関しては、そこに腕がついてこなかった。その辺は自主トレの時に和田毅さん(元ソフトバンク)や大竹耕太郎さん(阪神)にも話を聞いて勉強になることが多かったです」――大竹投手から学んだことは「バッターとの駆け引きの部分だけでなく、大竹さんのキャッチボールは力みがなくて、リリースだけパッと出てくる。やっぱりこういうところだよね、という気付きがありました。大竹さんはプロに入ってから合気道を習い始めていて。僕も高校時代、野球部に合気道の先生が来てくれて習ったことがあるのですが、動きの間であるとか、相手を見て駆け引きにつなげるところで、ものすごく参考になりました」--野球に通じるところがあった「大竹さんの話を聞いてから、自分の投球動作の映像を、投球間隔の場面を飛ばさずに『間の使い方』を見るようにしました。大竹さんは投球間隔が短く、テンポがいい。自分は投げるまでに(大竹投手の)倍くらい時間がかかっていた。一球一球のテンポを詰めて打者に考えさせないように投げることを意識しています」