サンスポ
ヤクルト・長岡秀樹、〝ネガティブ〟に考え定位置を不動のものに
ティー打撃に臨む長岡秀樹(撮影・長尾みなみ)ヤクルト春季キャンプ(19日、沖縄・浦添)〝ネガティブ〟に考え、定位置を不動のものにする。ヤクルト・長岡秀樹内野手(24)が19日、沖縄・浦添キャンプの第3クールを終え「自分で考えながらできている。いい時間を送れている」とうなずいた。昨季は、4月に右後十字靱帯(じんたい)を損傷。67試合の出場にとどまったがリハビリ期間に読書を始め、今キャンプ中も空いている時間を見つけては本を読んでいる。著書名は明かさなかったが、これまで読んできた中で考えに共鳴した一冊があった。「ネガティブな人間が生き残ってきたと。昔、狩りをしている人が、ここにはライオンがいて危なくて寝られないとか危機管理能力があった人が生き残って、今の僕らがいる。だから、ネガティブは悪いことではない。楽観的過ぎるほうがよくないんじゃないかと」野球にも共通する部分がある。「この球は打てたけど、この球が来たら打てなかったんじゃないか? とか。悪い意味ではなく、もっとネガティブに考えようかなと」。ネガティブだからこそ、準備を怠らず、最善を模索し、結果が出ても慢心はしない。考えはバット選びにも表れた。このオフ、ミズノ社製のバットを改良。グリップエンドが太く、従来のものよりも重い900グラム前後のものだけをキャンプに持参したが「なんかおかしいなと。長くて重いのは理想ですけど、扱えないと意味がない」と原点回帰。2024年に最多安打のタイトルに輝いた際に使用していたものと同型で、少し短いバットをDeNA・山本が持っていたため、18日の練習試合の際に譲り受けた。この日は、ライブBP(実戦形式の打撃練習)で高梨から左方向へ安打性の打球を放った。「何が何でも試合に出るという気持ちは誰よりも強い」と明かす長岡が、〝いい意味〟のネガティブ思考で今季に臨む。(赤尾裕希)春季キャンプガイドへ