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MLB通算204勝の名投手「良い道を進んでいる」佐々木朗希に期待大!昨季PSで「大きく成長」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
MLB通算204勝を誇り、88年にサイ・ヤング賞を獲得した名投手のオーレル・ハーシュハイザー氏(67)が19日(日本時間20日)、ドジャースのキャンプ地のアリゾナ州グレンデールを訪れ、佐々木朗希投手(24)に期待を寄せた。
佐々木はメジャー1年目の昨季、東京で行われたカブスとの開幕2戦目でメジャーデビュー。登板7試合目となった5月3日のブレーブス戦で5回3失点で待望の初勝利を挙げた。ただ、同月13日に右肩のインピンジメント症候群で負傷者リスト(IL)入り。約4カ月間の長期離脱を余儀なくされた。メジャー復帰後はブルペンが不安定だったチーム事情もあり、救援に配置転換。レギュラーシーズンは10試合で1勝1敗、防御率4・46だったが、ポストシーズンではフィリーズとの地区シリーズ第4戦で3イニング完全救援と好リリーフを見せるなど“新守護神”として9試合に登板し、3セーブ、防御率0・84だった。ハーシュハイザー氏は「昨年のプレーオフで彼がやったこと、これまで経験したことのない役割を引き受けたことは大きな成果だった」とし「ドジャースに来て最初は少し苦しみ、成長し、また少し落ち込み、そこから立て直し、最大の舞台で結果を出した。それは彼の人間性をよく示している」と称賛。「あの経験は彼を大きく成長させたと思うし、キャリアにも必ず役立つ。学習曲線を加速させたはずだ。時には失敗や困難、ケガなどを経験しないと、自分が何者でどう勝つべきかは磨かれない。このレベルで勝つには、そうした過程が必要なんだ」と続けた。先発に再転向する2年目に向けて「メジャーは世界のどの野球とも違うレベルだ。ここに立つ選手はほとんど同じ能力を持っている。そこから“平均”なのか、“良い”のか“偉大”なのかを分けるのは細かいディテールだ。そのディテールを徹底的に磨けるかどうかで、平均か、それ以上かが決まる。朗希は細部への意識が非常に高い。そこを磨こうとしているし、良い道を進んでいる」とまだまだ成長できるとした。だからこそ「すべてが噛み合ったときは電撃的で、エリート級だ。天井はない。ただ、噛み合わないと平均的に見える。それは誰でも同じだ」とし「このレベルでは“いかに安定してできるか”がすべて。速い球を投げることも、変化球を曲げることも、スプリットを落とすことも、皆できる。違いはそれをどれだけ安定してできるかだ」と高いレベルを維持した上での安定感が大事と唱えた。