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【阪神・村上頌樹×伊原陵人 同門対談(1)】智弁学園出身コンビが球団76年ぶりのダブル10勝狙う - スポニチ Sponichi Annex 野球
阪神の沖縄・宜野座キャンプに参加中の村上頌樹投手(27)と伊原陵人投手(25)が、“同門対談”に花を咲かせた。ともに智弁学園(奈良)出身。3年ぶりの日本一を見据え「勝ちを増やしたいのが一番」と意気込んだ伊原に対し、2学年上の村上が「2人で勝っていければ。互いに2桁勝ってるってことは日本一にも近づいてくる」と呼応した。同じ高校出身の投手2人が同一チーム、同一シーズンで2桁勝利なら球団では旧制呉港中(広島)出身の1950年藤村隆男、野崎泰一以来76年ぶりの快挙となる。
――高校の先輩、後輩の対談となるが、お互いの性格は。村上 ムズいな~。真面目でもあり、ふざける時はふざける。オンオフがしっかりしてる。他の先輩からもよくしてもらってると思いますし、そんな、“あいつどうなってんねん!”とかいう声は聞いたことないんで、大丈夫かなとは思います。伊原 マイペース!自分の時間で、すごい動いてる感じがしますね。村上 去年、伊原はルーキーイヤーで途中、しんどい時期もあったと思うけど、それがプロ野球のシーズン。いい時も悪い時も1年間で両方経験できたっていうのは良かったかなとは逆に思うかな。伊原 そういえば、初勝利の時にはディオールのネクタイをプレゼントしてくれましたよね。村上 (プレゼントは)それぐらい。まあ、2桁勝ったら…とは思ってたけど(笑い)。伊原 そんな…2桁勝ったら、僕はバスをもらってますよ(笑い)。村上 2桁勝てばな。何かしら、考えようかとは思うけど(笑い)。伊原 それは要相談ですね(笑い)。去年もずっと「車いいっすか?」とか冗談は言ってましたね。村上 お金あんまないんすけど、そこは頑張って出そうかな(笑い)。――お互い、相手のこの能力が欲しいと思うところはあるのか。伊原 頌樹さんはないでしょ!僕は山ほどあるっすけどね。一番はシーズンを通して投げる体力じゃないですかね。僕はそれがあんま得意じゃないんで。いい時はいいけど、悪い時は全然ダメなのが結構多いのが嫌。村上 それは投げたらつく(笑い)。イニングを増やそうと思ったら、無駄なランナーを出さないことが一番早い。相手もプロ野球選手で一流やし、ヒットとかホームランを打たれるのは仕方ないこと。そうなってくると、四死球であったり、狙ったところと違う球が行ったりとか、そういう一球の積み重ねとかで、結局イニングを食えなかったりする。そういうとこを減らしていけばいいんちゃうかな。伊原 今季の目標は、個人的にはさすがに去年の成績を超えたいなと思ってます。勝ちを増やしたいのが一番なんで、それが優勝に近づく近道だと思う。昨年も頌樹さんと結構同じカードだったし、同じカードで投げるならば、ぜひ勝ちたいな、という思いはあります。村上 2人で勝っていければいいんじゃないかな。互いに2桁勝ってる、ということは絶対に貯金できてると思うんで。そうなってくれば、チームが日本一にも近づいてくる。(2)に続く≪直近では06年西武・松坂&涌井≫○…同じ高校出身の投手が、同一球団で同一シーズンにともに2桁勝利を挙げたケースは2リーグ制以降に7組(13回)あり、直近では06年西武で横浜(神奈川)出身の松坂大輔(17勝)と涌井秀章(12勝)が記録している。阪神では50年に旧制呉港中(広島)出身の藤村隆男(11勝)と野崎泰一(10勝)が達成しており、今季に智弁学園(奈良)出身の村上と伊原がともに2桁勝利を挙げると、球団76年ぶりとなる。