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巨人・則本昂大、2回無安打無失点「すごく緊張していたので…」 登板前に内海投手コーチにビンタ要求
先発の巨人・則本昂大=Agreスタジアム北谷(撮影・萩原悠久人)(オープン戦、中日0-3巨人、22日、沖縄・北谷)巨人に新加入した則本昂大投手(35)が先発し、2回無安打無失点、2奪三振と好投した。2番手として登板した田中将大投手(37)も2回無安打無失点に抑え、〝元楽天コンビ〟で4回完全リレーを達成。実績十分の則本は、新天地での初の対外試合で先発ローテーション入りへアピール。昨季終盤、先発不足に泣いた投手陣に新たな風を吹き込む。巨人の背番号43が、確かな一歩を刻んだ。プロ14年目で新天地を求めた則本が移籍後初の対外試合に先発。2回を投げ、一人の走者も許さない無安打無失点2奪三振の快投を披露し、開幕ローテーション入りへ強烈なアピールを見せた。「すごく緊張感があった。無事に終えられたので良かった」一回、先頭の岡林を遊飛に打ち取ると、続く田中、上林を2者連続の空振り三振。二回も危なげなく三者凡退に封じ、マウンドを降りた。この日は代名詞の力強い直球に加え、ブレーキの利いたチェンジアップを軸に投球を展開。「投げることができれば投球の幅が広がる。投球術を増やしていく中で重要」と位置付ける球種で打者を幻惑し、「カウント(球)もそうですし、ウイニングショットにも使いたい」と次回以降の登板を見据えた。志願の〝闘魂注入〟で己を奮い立たせた。登板直前、内海投手コーチにまさかのビンタを要求。「すごく緊張していたのでリラックスじゃないですけど」と笑顔でその理由を明かした則本。令和時代には異例ともいえる荒療治で初陣特有の緊張感をはねのけた。則本の後を受けた田中将も2回無失点投球。「自分の感覚としてもなかなか良かった。シーズンに向かっていく準備段階ではあるので、そこは徐々に、着実にステップアップすることができれば」と確かな手応えを口にした。元楽天のベテラン2人がそろって好発進し、4回完全リレー。内海投手コーチは「若い先発投手もこの結果を見ている」とチームにもたらす波及効果に目を細めた。昨季終盤、先発不足に泣いた巨人。百戦錬磨の2人が吹き込む新しい風は、王座奪還への大きな推進力となる。(依田雄太)一球速報へオープン戦日程へ