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巨人・則本 マー君と完全リレー OP戦初登板で2回2K「今の体のポテンシャルを考えると合格点」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
巨人の楽天日本一コンビが、中日とのオープン戦でパーフェクトリレーを演じた。移籍後初対外試合となる則本昂大投手(35)が先発で2回無安打無失点、2奪三振。2番手の田中将大投手(37)は2回無安打無失点、1奪三振で、共に打者6人で片付けた。13年日本シリーズ第7戦は継投で楽天を日本一に導き、合わせて日米通算320勝の両右腕が最高の滑り出しを見せた。
プロ14年目のベテラン・則本でも、今までにないほどドキドキだった。巨人のユニホームを着て初の実戦登板。登板前に内海投手コーチに頼み、頬を両手で「ペチンッ」とビンタしてもらい気合を注入。緊張をはねのけ、2回完全の快投だ。「凄く緊張していたので“しばいてください”と。新天地で、競争なので結果を残さないといけない。無事に終えられて良かった」初回は田中、上林を連続三振とするなど3者凡退。2回もテンポ良く、最後はカリステをこの日最速の147キロ直球で遊ゴロに抑えた。16日のライブBP(実戦形式の打撃練習)では、打者8人に対して3四球と制球面が課題だった。この日は打者6人のうち4人が初球ストライクで無四球と修正し「体が突っ込むことが多かったので、左足への(体重の)乗り方は克服できた」とうなずいた。変化も恐れない。今季から先発に再転向し、体のブレをなくすため、テイクバックをコンパクトにする新フォームに取り組んでいる。宮崎での1次キャンプからほぼ毎日ブルペンに入り、前日も傾斜を使った投球練習でフォームを確認した。「まだまだ理想というわけではないけど、今の体のポテンシャルを考えると合格点かな」と手応えをにじませた。楽天時代の13年に共に日本一に貢献した田中将も同じく2回完全で、パーフェクトリレーだった。開幕ローテーション入りへ、ベテランが元気な姿を見せ、阿部監督は「さすがのピッチングだなと感じました」と称賛した。完璧な新天地デビュー。通算120勝の35歳右腕は、まだまだ衰え知らずだ。(田中 健人)