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広島ドラ1・平川蓮 止まらん!8試合連続安打 開幕1軍へ大前進 新井監督「これ以上言いようがないよ」 - スポニチ Sponichi Annex 野球
広島のドラフト1位・平川蓮外野手(21=仙台大)が23日、ヤクルトとのオープン戦(浦添)に「1番・中堅」で先発出場し、マルチ安打を記録した。今春の実戦は全8試合で安打をマークしており、打率・441と好調を維持。開幕スタメンへ前進する活躍に、新井貴浩監督(49)も「これ以上言いようがない」と賛辞を贈った。
平川がバットを振れば、おもしろいようにヒットゾーンへ打球が飛ぶ。勢いは止まらない。まずは初回先頭で左腕・山野と対峙(たいじ)。右打席に入ると、カウント1―2から外角寄りのカーブを逆らわずに右前へ運んだ。「1打席目は追い込まれた後で、うまく打とうと思っていたので、打てて良かったが、2打席目はもう少し芯で捉えられていれば長打もあるかなと思った。まだ向上できるかなと思う」10日の紅白戦から続く実戦の連続安打を「8」に伸ばすと、5回2死で迎えた第3打席でも快音を放った。今度は右腕・高梨から左打席で高め直球を左前打。早くも今春5度目の複数安打を記録したが、「何で(結果が)出ているのかなって感じです」と首をかしげる。好結果を残している要因の一つに修正能力の高さがある。前日22日の日本ハム戦では2三振に倒れていたが、この日は相手投手の特徴をチームメートと情報共有して臨み、追い込まれた後もコンタクトすることに意識を置いた。「最近の試合で三振をしてしまっていたので、それを今日修正できて良かった」。必ず試合の中で反省点を見つけ、その課題を早期に解消できる。並みの新人ではない。今春の実戦は34打数15安打で打率・441、1本塁打、3打点。連日のアピールに新井監督も絶賛の言葉しか見つからなかった。「これ以上言いようがないよ。内容も良いし、今日も良かった」横一線の競争が続く中、開幕スタメンへまた一歩前進した。初めてのキャンプでは毎日が勉強。それはグラウンドを離れてからもだ。前夜は坂倉、佐々木、渡辺らに食事へ誘われ、先輩たちからはメンタルコントロールの大切さを学んだ。「野球は結果が出るスポーツなので、時には変なことを言ってくる人もいる。そういう時に自分は何か言い返してしまうかもしれないので、冷静さ(が大事だと)。野球の技術だけじゃなくて、先輩たちには良くしてもらっている」今は結果が出ているが、思うような結果が出ない時もある。平川は現状に一喜一憂することなく、地に足を着けて開幕へ歩を進めていく。 (長谷川 凡記)