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広島 秋山翔吾が復活3安打「最後の手締めだけ入る状況だと…」実戦復帰へ手応え - スポニチ Sponichi Annex 野球
インフルエンザに罹患(りかん)した影響で、別メニューで調整していた広島・秋山翔吾外野手(37)が沖縄2次キャンプ最終クール5日目の24日、シート打撃で3安打を放ち、全快をアピールした。ドラフト1位・平川(仙台大)らが好調で、外野のレギュラー争いが激化する中、きょう25日の沖縄キャンプ打ち上げを前に、守備、走塁も含めて実戦復帰へ手応えを得た。新井監督は、28日からの楽天とのオープン戦2連戦(倉敷)から出場させる見通しを示した。
オープン戦が本格化する直前、秋山の臨戦態勢が整った。「(5日間)寝たまんまで、別メニューで最後(打ち上げ)の手締めだけ入る状況だと、キャンプも、その前のオフも台無しになったと思っていたんじゃないかな。そういう意味ではギリギリだった」。安どの笑みが浮かんだ。シート打撃はファビアン、モンテロとの打者3人で行われた。秋山は床田とは3打席対戦し、中前打、二塁内野安打、遊ゴロ。ドラフト2位・斉藤汰(亜大)との2打席は、中前打と空振り三振で、計5打数3安打だった。日米通算1832安打のヒットメーカーは、結果自体には「この時期に身内(同僚)から打ってもね」と意に介さない。ただ、両投手が球数を制限されていたため、多く打席が回るよう、普段より早いカウントから手を出した。ベテランらしい工夫も経て「凄く有意義な時間だった」と振り返った。9日ぶりにチーム本隊に合流した。インフルエンザで発熱した16日から5日間、宿舎で静養。敵地でのオープン戦だった21~23日は別メニューで調整した。「若い子たちも凄い結果が出ているのを映像で見ていた」。外野手は平川が実戦8試合で打率・441をマークしており、昨季104試合に出場した中村奨も好アピール中だ。開幕左翼はファビアンが基本線。焦る気持ちを抑え、コンディションを整えてきた。打つだけではない。シート打撃の前に行われた、アウトカウントや走者など状況を設定した「ケースノック」には右翼で参加し、軽快な動きを披露。シート打撃の床田との第2打席では、二遊間へ鋭いゴロを放つと「ちゃんと筋力が戻っていないと、あそこまで全力で走ろうと思わなかった」と、快足を飛ばして内野安打にした。新井監督も、打撃結果については秋山と同様に「味方の打者だと内角を攻めるのに気を使うから」と評価を避けつつ、「動けるところを見せてくれた」と喜んだ。今後の体調を確認して問題なければ、28日からの楽天2連戦で復帰させる方針だ。「明日(25日)もしっかり動いて、油断せず、もう一回ちゃんと(調整を)やりたい」と秋山。サバイバルに向け、表情を引き締めた。 (大林 幹雄)